「魔法にかけられて」第1作には、“エルサ”イディナ・メンゼルの幻の歌唱シーンがあった!
2022年12月11日 10:00

アニメーションで描かれたおとぎの世界から、現実のニューヨークに迷い込んだプリンセスが新たな騒動を巻き起こすミュージカルコメディの続編「魔法にかけられて2」が、ディズニープラスで独占配信中。前作と並ぶ楽しく魅惑的な世界観、ディズニー作品へのオマージュの数々など、早くも熱い反響を集める本作だが、SNSではさらにパワーアップした楽曲群に対しても絶賛の声が寄せられている。
特に前作からナンシー役で続投したイディナ・メンゼルによる2曲の歌唱シーンが組み込まれたことが大きな話題に。「アナと雪の女王」のエルサ役の声優でも知られるメンゼルは、魔法の力によって可憐なプリンセスから“いじわるな継母”に変ぼうしてしまったジゼル(エイミー・アダムス)を救うため、ジゼルの娘であるモーガン(ガブリエラ・バルダッチノ)が立ち上がるきっかけとなる重要なナンバー「Love Power」で、圧巻の歌声を披露している。

そしてメンゼルの歌唱シーンについては、前作「魔法にかけられて」にも用意されていながら、カットされていたという驚きのエピソードが明らかになった。「美女と野獣」「リトル・マーメイド」でも知られる伝説的作曲家で、本シリーズでも手腕を振るうアラン・メンケンは、「1作目で(メンゼル演じる)ナンシーのために書かれた曲が、2曲あったが、僕たちはそれを入れ込むことができなかったんだ」と、当時を振り返っている。

この“告白”にメンゼル本人も、「実は2曲のうちの1曲は、撮影もしたのよ」と、幻の歌唱シーンの存在を認め、カットされてしまったことに少し残念そうな様子。それだけに「魔法にかけられて2」では歌唱することがかない、「アランがナンシーのために楽曲を用意してくれて、とても感謝しているわ。普段のライブで歌うような楽曲とは、また違った雰囲気なの」と、喜びの声とをあげる。
また、メンケンや、作詞を担当するスティーブン・シュワルツに対し、「キャラクターやメロディに対してどうやってアプローチしたらいいのか。そのヒントがちりばめられていて、あまり考えこまずに、楽曲を自分のものにすることができる」と、その才能に改めて尊敬の念を示すメンゼル。「ミュージカル作品の楽曲は、キャラクターの変化や歩みが重要なの。彼らは私たちの声を熟知し、私たちの強みを生かせるように書いてくれる。そのおかげで、私たちは本当に輝くことができるの。本当に素晴らしかったわ」と、コラボレーションの成果に手応えを示した。

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