「ブラックパンサー」続編V4! クリスマス映画「バイオレント・ナイト」が2位【全米映画ランキング】
2022年12月6日 17:00
サッカーW杯期間の2週目と重なった12月第1週、北米映画市場は、9月中旬以降で最も低調な興行成績となりました。MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の「ブラックパンサー ワカンダ・フォーエバー」は、4週連続で首位を獲得。全米最大の劇場数で公開され、週末3日間で興行収入1750万ドル、累計興収3億9300万ドルを記録しました。ユニバーサルの「ジュラシック・ワールド 新たなる支配者」「ミニオンズ フィーバー」を抜き、2022年公開映画のなかで、興収ランキング3位に。なお1位は「トップガン マーヴェリック」、2位は「ドクター・ストレンジ マルチバース・オブ・マッドネス」となっています。
ユニバーサルのアクションエンタテインメント「バイオレント・ナイト」は、2位に初登場。デビッド・ハーバー(「ヘルボーイ」)がサンタクロースを演じ、武装集団に包囲された富豪の家にプレゼントを届ける、不運な聖夜を描いています。ジョン・レグイザモ(「ザ・メニュー」)が武装集団のリーダー・スクルージ役で共演。トミー・ウィルコラ監督(「セブン・シスターズ」)がメガホンをとりました。このクリスマス映画は、製作費2000万ドルに対し、週末3日間でオープニング興収1330万ドルをあげました。
そのほかトップ10に入った新作は、ファゾム・イベントの歴史ドラマ「I Heard the Bells(原題)」。演劇監督のスティーブン・アサーホルトが映画初出演を果たし、アメリカ独立戦争中に生きた詩人ヘンリー・ワズワース・ロングフェローを演じました。ペンシルベニア州ランカスターにある、キリスト教系舞台の制作会社「サイト&サウンド」が、初めて長編映画を手がけました。6位にランクインし、週末3日間で興収180万ドルを記録しています。