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二宮和也主演「ラーゲリより愛を込めて」 「Mrs. GREEN APPLE」主題歌にのせた、名シーン満載のスペシャルMV完成

2022年11月17日 12:00

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「遺書を書きなさい」という衝撃的な言葉を映した映像
「遺書を書きなさい」という衝撃的な言葉を映した映像
(C)2022映画「ラーゲリより愛を込めて」製作委員会 (C)1989清水香子

二宮和也が主演を務める「ラーゲリより愛を込めて」で、ロックバンド「Mrs. GREEN APPLE」による主題歌「Soranji」のスペシャルMV(https://youtu.be/nS2cikiIsI8)が披露された。3分を越える映像には、名シーンの数々と圧倒的なスケールの世界観とともに、シベリアの強制収容所(ラーゲリ)に不当に抑留された山本幡男(二宮)への「遺書を書きなさい」という衝撃的な言葉が切り取られている。

本作は、瀬々敬久監督(「64 ロクヨン」2部作、「」)が、辺見じゅん氏の「収容所(ラーゲリ)から来た遺書」(文春文庫刊)を映画化するもの。第二次世界大戦終了後の1945年、60万人を超える日本人が、零下40度のシベリアにあるラーゲリで捕虜となった。わずかな食料での過酷な労働が続く日々に誰もが絶望するなか、ただひとり、生きることへの希望を捨てなかった山本幡男という男がいた。劣悪な環境で、栄養失調で死に逝く者や自ら命を絶つ者が相次ぎ、日本人捕虜同士の諍いも絶えないなか、幡男は仲間思いの行動とその力強い信念で、多くの抑留者たちの心に希望の火を灯した。

北川景子が山本の帰国を信じ、待ち続ける妻・モジミを演じる。山本と同じく抑留者となった男たちを、松坂桃李中島健人桐谷健太安田顕らが体現した。11月8日に行われた完成披露試写会では、雪景色を思わせるホワイトカーペットにスモークバブルが降りしきるなか、豪華キャスト陣が集結。SNS上では、試写を見た人々から、「圧巻の2時間14分。ずっとずっと涙が止まらなかった」「人を信じることが人を動かし、愛し愛されること。これを学んだ映画だった気がする。世界観に引き込まれ号泣してしまった」など、絶賛の声が数多く寄せられた。

スペシャルMVには、二宮が「目を背けたくなる残酷なシーンもあるが、そのなかでも生きる希望を見出した人々の姿から何かを感じとってほしい」と述べた本編映像を収録。中盤では、身体を病魔に蝕まれ衰弱する山本に、同じく抑留者である原(安田)が「山本くん。遺書を書きなさい」とノートを手渡す。帰国を諦めずとも、その言葉を受け止め、家族への思いを記した山本の遺書を、仲間たちは大切に保管しようとする。しかし、文字を残すことはスパイ行為と見なされ、ロシア兵にノートを没収されるが、仲間たちは思いをつなごうと、ある行動に出る。過酷な状況下でも、信念と愛情を胸に懸命に生きた人々の姿が、見る者の心を震わせる。

「Mrs. GREEN APPLE」の大森元貴は、「『Soranji』は生きる事への探究、深淵に触れるようなただならぬ感覚でなんとか制作することができた」と語る。「まだ消えちゃいないよ ちっちゃな希望を 何とか信じて、 信じて欲しい。 裏切りが続こうが 『大切』が壊れようと 何とか生きて、 生きて欲しい」という歌詞は、山本を思わせる。映像では、生きることへの希望、信じることの尊さを繊細かつ力強く表現した楽曲を、たっぷりと堪能することができる。

ラーゲリより愛を込めて」は、12月9日に全国東宝系で公開。

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