ルッソ兄弟のNetflix新作、スタッフの自動車事故死めぐり当局が捜査を開始
2022年11月16日 23:00

Netflixの新作映画「The Electric State(原題)」のスタッフが自動車事故により死亡した件で、管轄となる米ロサンゼルス市警察と同クレイトン郡検視局が、事故原因を突き止めるべく捜査に乗り出したことがわかった。米バラエティが独占で報じている。
「The Electric State(原題)」は、シモン・ストーレンハーグのグラフィックノベルをミリー・ボビー・ブラウン&クリス・プラット主演、アンソニー&ジョー・ルッソ兄弟のメガホンで映画化するもので、現在ロサンゼルスを中心に撮影が行われている。
問題の事故は11月4日(現地時間)未明、撮影現場からほど近いハイウェイで起きた。「ブラック・ダリア」や「Ray レイ」など数多くの映画に携わってきたベテランドライバーで、同作の車両部チーフを務めるピーター・デトフォリさん(58歳)の運転するSUVが、トラックと衝突。救急隊が駆けつけた際、デトフォリさんはハンドルとフロントガラスの間に挟まり身動きが取れない状態で、ドアをこじ開けて救出したものの、その場で死亡が確認された。
本件についていまだ正式なコメントを出していないNetflixは当初、警察の事情聴取に対して「デトフォリさんはその日の仕事を終えて宿泊先に戻る途中だった」と主張していたが、事故現場を管轄とするクレイトン郡検視局は、事故が起きた時刻が本当に勤務時間外だったのか、また、被害者がプロのドライバーだったという事実を踏まえ、過度の長時間勤務が事故を引き起こす要因となったか否かについて、より詳細な調査を行う方針を示している。
ある関係者は、デトフォリさんが「1日10時間まで」という製作ガイドラインを遵守していたと証言しているが、事故当日と前日の2日間連続で夜通しの撮影が行われたとも明かしており、検察局は睡眠不足や疲労がもたらした影響について、さらなる調査を続ける意向だという。
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