柄本佑監督作「ippo」加瀬亮、宇野祥平、渋川清彦、柄本時生、加藤一浩、高良健吾の“いい顔”をとらえた予告編完成
2022年11月9日 12:00

柄本佑が監督を務め、劇作家・脚本家の加藤一浩の演劇戯曲3本を映画化した短編集「ippo」の予告編とポスターが披露された。映像では、柄本が自らキャスティングした加瀬亮、宇野祥平、渋川清彦、柄本時生、加藤、高良健吾の味わい深い表情を見ることができる。
柄本佑は俳優として活躍するかたわら、短編映画を自主制作し、2021年には「アクターズ・ショート・フィルム」で短編「夜明け」(主演:森山直太朗)を監督。本作は、柄本佑が17年~22年に撮影した短編3本をまとめた作品となっている。いずれも原作は、劇団「東京乾電池」所属で、ユニット「曖昧なカンパニー」を主宰する加藤が手掛けた演劇戯曲。加藤は柄本佑とは旧知の仲で、映画の脚本も担当している。


短編3本は全て、男ふたりの物語。「ムーンライト下落合」で久々に再会する友人ふたりを加瀬と宇野、「約束」の兄弟を渋川と柄本時生、「フランスにいる」の画家とそのモデルを加藤と高良が演じた。予告編の冒頭では俳優陣の絶妙な表情が映し出され、優雅な音楽にあわせて独特な世界観が展開する。

下落合のアパ ートに泊まりにきた友人と過ごす一夜を切り取った「ムーンライト下落合」。とある団地の公園で作業着の男と、その兄が不思議な会話を繰り広げる「約束」。そして、なかなか描こうとしない画家とそれを待つモデルの男の間に流れる時間を描く「フランスにいる」。 ユーモアと知性があふれる加藤の戯曲に、柄本佑が映画という新たな息吹を与え、真面目で不思議、ユーモラスでセンチメンタル、そしてときに楽しくも不条理な世界を描く。
予告編を制作したのは、柄本佑の主演作「きみの鳥はうたえる」でメガホンをとり、「ケイコ 目を澄ませて」の公開が12月16日に控える三宅唱監督と、同作の編集を手掛けた大川景子。三宅監督は、「ムーンライト下落合」で助監督として参加している。
「ippo」は、東京・渋谷のユーロスペースで23年1月7日、京都・出町座で1月20日、大阪・シネ・ヌーヴォと兵庫・元町映画館で1月21日より公開され、以降全国で順次上映される。
(C)がらにぽん
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