クリスマスプレゼントは、ケビン・ベーコン？　「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」ホリデーSPが日米同時配信！

大ヒットを記録した「ドクター・ストレンジ　マルチバース・オブ・マッドネス」「ソー　ラブ＆サンダー」、劇場公開を目前に控える「ブラックパンサー　ワカンダ・フォーエバー」、さらにオリジナルドラマシリーズ「ムーンナイト」「ミズ・マーベル」「シー・ハルク　ザ・アトーニー」など数々の話題作を送り出したマーベル・スタジオの2022年をにぎやかに締めくくる本作は、「ソー　ラブ＆サンダー」のその後を描いた物語だ。

愛し合っていたガモーラ（ゾーイ・サルダナ）を失い、失意のどん底に突き落とされたピーター・クイル（クリス・プラット）を励ますため、空気が全く読めない（読まない）マンティス（ポム・クレメンティエフ）とドラックス（デイブ・バウティスタ）の“迷コンビ”は、地球生まれのピーターのために、“最高のプレゼント”を探すミッションに旅立つ。その“最高のプレゼント”とは、地球に暮らす映画スターのケビン・ベーコン。予告編には、ベーコンが本人役で登場。玄関をぶち破って侵入してきたドラックスとマンティスから必死に逃げ惑う姿が捉えられている。

それにしてもなぜ、ケビン・ベーコンなのか。実はシリーズ第1弾「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」に、ピーターがガモーラに対し、「俺の星には有名な伝説がある。『フットルース』というんだ。偉大なヒーローのケビン・ベーコンが、ダンスを禁じた尻の穴の小さな大人たちと戦う」とその“偉業”を伝えるシーンがあるのだ。

いま、落ち込んでいるピーターを励ますには、ベーコンこそが最高のプレゼント。破天荒だが、誰よりも心がピュアなマンティス＆ドラックスがそう考えるのも、ファンならば納得のはず。状況は全くわからないが、サングラスをかけたマンティスとサンタクロースの帽子を被ったドラックスが、酔いつぶれたように道に横たわるキービジュアルも含めて、全く予想がつかない“ノリノリ”な聖なる一夜に期待したい。

もちろん、宇宙一凶暴な毒舌アライグマのロケット（CV：ブラッドリー・クーパー）、その相棒で「僕はグルート」という言葉だけを話す動く木グルート（CV：ビン・ディーゼル）、暗殺者として育てられたガモーラの妹ネビュラ（カレン・ギラン）ら、おなじみのキャラクターも総出演し、ジェームズ・ガンが監督を務める。ガンは自身のツイッターで、「大きな情報がたくさん入っている」と意味深に発言し、単なるファンへの贈り物ではなく、シリーズにおいて重要な位置を占める作品であると示唆している。23年には劇場版第3弾「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Vol.3（原題）」の公開も控えているだけに、クリスマスを彩る“MCU史上最大級のサプライズ”は見逃せない。

「マーベル・スタジオ　スペシャル・プレゼンテーション　ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー　ホリデー・スペシャル」は11月25日の午後5時から、ディズニープラスで日米同時配信される。