「東宝シンデレラ」9代目グランプリは10歳の白山乃愛さん、「TOHO NEW FACE」は11歳の小谷興会さん
2022年11月6日 19:05

東宝創立90周年プロジェクトとして開催された「第9回東宝シンデレラオーディション」「TOHO NEW FACE」のグランプリ発表会が11月6日、東京・イイノホールで行われ、埼玉県出身の10歳・白山乃愛(のあ)さんが「第9回東宝シンデレラオーディション」のグランプリ、京都府出身の11歳・小谷興会さんが「TOHO NEW FACE」のグランプリをそれぞれ獲得した。
沢口靖子、長澤まさみ、上白石萌音、上白石萌歌、浜辺美波ら人気女優を輩出した「東宝シンデレラ」オーディションが、約6年ぶりに開催された。今回は、1946年から60年代後半にかけて俳優発掘のためのオーディションとして開催されていた「東宝ニューフェイス」のタイトルを引き継いだ男性オーディション「TOHO NEW FACE」オーディションも合わせて実施。審査は四次まで行われ、この日の最終審査でグランプリほか各賞が決定することになった。

「東宝シンデレラ」グランプリに輝いたのは、埼玉県出身の10歳・白山乃愛さん。発表の際に名前を呼ばれる、感極まった様子で涙を流した。第7回グランプリ受賞者である上白石萌歌からトロフィーを受け取り、「思ってもいなかったことが起きたので、すごくビックリしています」と感極まった様子。トロフィーを見つめながら「きれいです」と語る白山さんは、「お母さんやお父さんがいなかったらわたしは生まれなかったし、産んでくれてありがとう」と感謝の言葉。その言葉を聞いたプレゼンターの上白石が、思わず涙ぐむひと幕もあった。
一方、約50年ぶりに復活した「TOHO NEW FACE」グランプリに輝いたのは、京都府出身の11歳・小谷興会さん。マントとトロフィーを受け取った小谷さんは「とてもうれしい、しかないです」と感激の面持ち。オーディションでは家族の話をしたという小谷さんは、今回の喜びを「家族に、お母さんに伝えたい」と微笑んだ。極真空手「型の部」、10歳の部の現世界チャンピオンというタイトルを保持しており、それに続く大きな賞を受けたことについて「やっぱり舞台でトロフィーをもらったりとか、マントを着させてもらって。空手とはまた違ったうれしさがあります」と笑顔をのぞかせた。

授賞式終了後、報道陣の取材に応じた白山さんは「うれしいです。これからキラキラしたすてきな女優さんになりたいです」とニッコリ。憧れの女優さんは「長澤まさみさんです。演技がうまいし、全部が好きです」。一方の小谷さんも「僕もうれしいしかないです。これから自分も世の中に出るので、人から愛されるような人になりたいです」と意欲を語った。そして、「吉沢亮さんと横浜流星さんと共演したい」そうで、「2人とも格好いいですし、何でもできる。僕も何でもできるオールラウンダーになりたいです」と目標を掲げた。
なおこの日は、上白石萌歌(第7回グランプリ)、上白石萌音(第7回審査員特別賞)、浜辺美波(第7回ニュージェネレーション賞)、福本莉子(第8回グランプリ)がプレゼンターを務めた。受賞者は以下の通り(敬称略)。
グランプリ:白山乃愛(埼玉県、10歳)
ミュージカル賞:山戸穂乃葉(大阪府、14歳)
審査員特別賞:西川愛莉(大阪府、12歳)
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