「ナイトメアー・ビフォア・クリスマス」監督、ティム・バートンに軽いジェラシー
2022年11月5日 13:00

「ナイトメアー・ビフォア・クリスマス」で監督を務めたヘンリー・セリックが、ティム・バートン監督が同作の手柄を独占していることを不公平に感じていると、胸の内を明らかにしている。
ディズニーのアニメーターだったセリックは、元同僚のバートンが製作する「ナイトメアー・ビフォア・クリスマス」で長編監督デビューを飾った。同作は、バートンが製作、原案、キャラクターデザインを担当したものの、実際にサンフランシスコで2年の年月を費やして指揮をしたのは、セリック監督だ。しかし、ディズニーが「ティム・バートンのナイトメアー・ビフォア・クリスマス」というタイトルで公開したことから、バートン監督作であると勘違いしているファンは少なくない。
米オンラインサイトAV Clubがこのほど、セリック監督にこの点を直撃すると、自らの胸のうちを明らかにした。
「すこし不公平だと思う。なぜなら、映画が公開される3週間前まで『ティム・バートンのナイトメアー・ビフォア・クリスマス』というタイトルではなかったからね。もし、はじめから分かっていれば問題はなかった。だが、あの映画を監督していたとき、ティムはロサンゼルスで2つの実写映画(『バットマン・リターンズ』と『エド・ウッド』)を作っていた。ティムは天才だし、少なくとも最もクリエイティブな時期はそうだった。でも、あの作品に命を与えたのは私と私のチームだ」
その後、セリック監督は「ジャイアント・ピーチ」で再びバートンとタッグを組んでいる。そして、アニメと実写を融合させた「モンキーボーン」を経て、ライカのストップモーションアニメ「コララインとボタンの魔女 3D」を手がけている。最新作「ウェンデルとワイルド」はNetflixで配信中だ。

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