LiLiCo、どうしても手に入れたかったものは「小田井涼平」 もうひとつ魅了された“夢の箱”とは?
2022年11月5日 13:00

ディオールのドレスに魅せられ、パリへと渡る家政婦を描く「ミセス・ハリス、パリへ行く」のトークイベントが11月2日、都内で行われ、映画コメンテーターのLiLiCoと映画ライターでファッションにも造詣の深いよしひろまさみちが登壇した。
1950年代のロンドンを舞台に、家政婦のミセス・ハリス(レスリー・マンビル)が、ディオールのドレスに魅せられ、そこから驚くべき行動力で周囲を巻き込みながら人生を変えていくさまを描く。
よしひろは「どんなブランドでもいいんだけど、『私、呼ばれてる! この洋服、(私を)呼んでる!』っていう瞬間、わかる!」とミセス・ハリスへの共感を口にする。 LiLiCoは、本作にちなんで、20年前に母国スウェーデンでひとめ惚れして購入したというお気に入りのドレスで登場。8万円ほどしたそうで、当時はクレジットカードを持っていなかったが、「これは一生もの」と自らを納得させつつ、背伸びして思いきって買ったという。
(C)2022 FOCUS FEATURES LLC.LiLiCoは、よしひろから「これまでの人生で、惚れこんで『どうしても手に入れたい』 と思ったものは?」と尋ねられると、「小田井涼平(笑)」と夫の名を即答。もうひとつ、高校時代に来日した際に魅せられたという「日本のテレビ(=芸能界)」の存在を挙げた。
「夏休みに(日本に)来て、私にとってはテレビは“夢の箱”でした。『この箱に入りたい』と高校を辞めちゃうくらい、欲しかった」と当時感じていた、日本で芸能人として活動することへの憧れをふり返りつつ「欲しいなと思ったら行動するタイプだし、途中で違うと思ったら、やめてもいい」と自らの行動原理を明かす。
(C)2022 FOCUS FEATURES LLC.よしひろは、LiLiCoの言葉に深く頷き「私も姐さん(=LiLiCo)がいなかったら、(出演する)『スッキリ!!』の仕事、やってなかったです。姐さんに『嫌だったらやめちゃえばいいよ』と言われて、やることにした」と明かす。
また、LiLiCoは「日本って“年相応”って言い方をすることが多い。『年相応の洋服』とか、新しい趣味をやりたいと思っても『こんな年齢だし』とか『2回目の結婚で結婚式は恥ずかしい』とか。全て自分が自分を止めてるだけですから。他人がどう思おうが関係ない」と熱弁。「私も『50代でミュージカルやりたい』とずっと言い続けてました。膝の骨を折っちゃって、オーディションに受かるのが難しくなったけど、そうなったらやめちゃえばいい。『前と言ってること違うね』って言われるけど、それは成長したってことだし、考えが変わっていくのは当然のこと」と持論を展開した。
「ミセス・ハリス、パリへ行く」は、11月18日から東京・TOHOシネマズ シャンテ、渋谷ホワイトシネクイントほか全国公開。
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