ジェームズ・キャメロン監督、マーベルとDCのキャラクターは「未熟」と批判
2022年10月30日 10:30

全世界待望の大ヒット映画「アバター」の続編「アバター ウェイ・オブ・ウォーター」の公開を控えるジェームズ・キャメロン監督が、マーベルやDCの登場人物が未熟であると批判した。
米ニューヨーク・タイムズの取材を受けたキャメロン監督は、「アバター ウェイ・オブ・ウォーター」は前作から15年が経過し、ジェイク・サリー(サム・ワーシントン)とネイティリ(ゾーイ・サルダナ)が両親になっている設定だと説明する。
「前作では、サム(・ワーシントン)のキャラクターは空飛ぶ生物から飛び降り、自殺行為に近いクレイジーな行動のおかげで歴史の流れを変えることになった。ゾーイ(・サルダナ)のキャラクターに関しては、下にある大きな葉が自分を受け止めてくれると信じて大木から飛び降りるタイプだった。でも人の親になると、そのように考えなくなる。5人の子どもを持つ親として自分に問い掛けた。「この主人公たちが成熟し、自分が生き延びること以外の責任を負うことになったらどうなるのだろう?」
そして、キャメロン監督は昨今の映画市場を独占しているアメコミ映画を批判する。
「マーベルやDCのような大作を見ると、登場人物が何歳の設定であろうと、大学生であるかのように振舞っている。恋愛もするけど、本当の恋愛じゃない。子どものために引退することもない。私たちが心のよりどころとし、力や愛や目的を与えてくれるもの。それを彼らは体験しないんだ。それは、映画の作り方として間違っていると思う」
「アバター ウェイ・オブ・ウォーター」は、12月16日から公開。
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