土屋太鳳、内田英治監督オリジナル作「マッチング」に主演 「イメージを裏切ってくる極限の表現を見て」
2022年10月28日 07:00

土屋太鳳が、「ミッドナイトスワン」「異動辞令は音楽隊!」の内田英治監督の最新作「マッチング」に主演することがわかった。完全オリジナルのサスペンス・スリラー作品で、土屋はマッチングアプリに登録したことから恐怖に陥る主人公を演じる。撮影は関東近郊で9月中旬よりスタートし、10月20日にクランクアップ。2023年の劇場公開を予定している。
恋人探し、婚活など、現代人にとって身近なツールとなったマッチングアプリ。気軽さも手伝って、その普及率は年々増加の一途をたどっている。しかし同時に、ユーザー間でのトラブルも多数報告されており、深刻な事件に発展するケースも。本作では、マッチングアプリを通じて他人と気軽に出会えるようになった現代だからこそ起こる“身近に潜む恐怖”を、追い詰められていく主人公とともにジェットコースターに乗ったかのようなスリルと、予測不可能なストーリー展開で描く。
ウエディングプランナーとして働く恋愛に奥手な輪花は、同僚の勧めでマッチングアプリに渋々登録。ある男性とマッチングが成立し、やり取りが始まる。新たな出会いに期待をして、初デートに向かう輪花。しかしそこに現れたのはプロフィールとは全くの別人。見た目は平凡だが、どこか異様な雰囲気に違和感を覚える輪花。時を同じくして、アプリ婚をした利用者を狙った連続殺人事件が起こる。輪花が出会った男が捜査線上に浮上するが、事件は意外な方向へと発展。そして、魔の手は輪花にも迫る。
自ら脚本も担当した内田監督は「いつかやりたいと思っていた映画のジャンル、スリラーに挑戦しました」と語り、「人と人とのつながりの溝に生まれる恐怖。その恐怖が増大する様が描かれています。土屋さんのとことんイメージを裏切ってくる極限の表現をぜひ見てほしいです」とコメント。
アプリでの出会いをきっかけに、次々と恐怖に見舞われる主人公・輪花を体当たりで土屋は、「輪花と一緒にどう生きるべきだったのか、その時間を通して何を伝えるべきなのか…撮影を経て今になってもまだ整理出来てない」と話す。「どの役に対しても『何か少しでも伝わって欲しい』と願いながら取り組んできた私にとって、この日々は恐怖でした」と撮影を振り返った。同時に「本当に愛の深い現場でした」と、内田監督はじめ内田組に感謝のコメントを寄せた。
内田監督、主演の土屋、KADOKAWAプロデューサーの二宮直彦氏のコメント全文は以下の通り。
私自身いつかやりたいと思っていた映画のジャンル、スリラーに挑戦しました。本作は人と人とのつながりの溝に生まれる恐怖。その恐怖が増大する様が描かれています。
主演には土屋太鳳さんをお迎えしました。土屋さんのとことんイメージを裏切ってくる極限の表現をぜひ見てほしいです。
どんでん返しに次ぐどんでん返し。ジェットコースターに乗っているような感覚で楽しめる作品でございます。
幸せの探し方は一つではありません。でも、だからこそ、幸せを探しているつもりが違うものを掴んでしまうこともあって、その原因は欲かもしれないし本能かもしれない。
輪花と一緒にどう生きるべきだったのか、その時間を通して何を伝えるべきなのか…撮影を経て今になっても、私はまだ整理出来てないんです。
どの役に対しても「何か少しでも伝わって欲しい」と願いながら取り組んできた私にとって、この日々は恐怖でした。
でも一つだけ、はっきりしていることがあります。本当に愛の深い現場でした。内田英治監督はじめ内田組の全て、輪花と共に生きた全ての役、その役を演じた全ての方々、そして輪花に、心から心から心から、感謝しております。
昨年、内田英治監督から「こんな企画があるんですけど、」と概要伺ったのが本作のスタートでした。現代的で予測不可能な展開はオリジナル作品故に強みとなって脚本でさらにツイストがかかって企画が立体的に練られていきました。
そして決定打となったのが主演となる輪花役の土屋太鳳さんです。可憐さと芯の強さを併せ持つ土屋さん以外に考えられませんでした。映画を観る方に土屋さん演じる輪花を通じてこの誰も予測できない展開と結末をご用意します。どうぞご期待下さい。
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