「HiHi Jets」井上瑞稀、“絶対にいつか”の思いで映画初主演! 実写映画「おとななじみ」で久間田琳加と共演
2022年10月24日 05:00

ジャニーズJr.のグループ「HiHi Jets」の井上瑞稀が、人気コミックスを実写化する「おとななじみ」で映画初主演を飾ることがわかった。「non-no」の専属モデルで女優としても活動する久間田琳加がともに主演を務め、20年間に及ぶ幼なじみへの片想いを描く。撮影は既に終了し、2023年5月12日に全国公開予定。
「ココハナ」(集英社刊)で19年に連載が始まった中原アヤ氏による「おとななじみ」(全8巻)は、幼なじみのまま大人になった2人の進みそうで進まない恋模様を描いたラブコメディ。優しいけれど恋愛に鈍感な主人公・青山春(ハル)役を井上、もう1人の主人公でハルを一途に想い続ける加賀屋楓役を久間田が演じる。
(C)中原アヤ/集英社 (C)2023「おとななじみ」製作委員会メガホンをとったのは、「胸が鳴るのは君のせい」の高橋洋人監督。脚本は「ヒロイン失格」などの映画に加え、ドラマ「恋せぬふたり」で第40回向田邦子賞を受賞した吉田恵里香が担当し、恋や将来の不安、仕事の悩みに揺れる24歳の主人公たちの心の動きを丁寧に描く。
4歳から隣に住む幼なじみのハルと楓は、24歳になってお互いに一人暮らしを始めた今も同じアパートの隣の部屋に住んでいる。楓はハルを20年間も想い続けているが、ハルは楓の気持ちに全く気付かず、楓はハルの世話を焼きすぎてオカン化していた。業を煮やした楓は、同じく幼なじみの伊織と美桜に相談し、ハルを諦めることを決意する。そんな楓に伊織が告白し、急接近。ハルは鈍感ながらも、自分の本心に気づき始める。
ハル役の井上は、「『絶対にいつか』と夢に描いていた映画の主演のお話を聞いたときは、とても嬉しく、まさに夢心地」と語り、「映画初主演という一生に一度の経験、自分の全てを賭けて挑もうと思いました」と並々ならぬ意気込みで撮影に臨んだことを明かす。楓役の久間田も「嬉しすぎて信じられず、本読みやリハーサルを重ね、共演者の皆さんや監督とお会いしているうちに『夢じゃないんだ。』と実感が湧いてきました」と喜びのコメントを寄せた。
初共演となる井上と久間田は、「撮影現場での久間田さんのストイックな姿勢に刺激を受けた」(井上)、「お芝居されている時の目が印象的で、ハルが『大丈夫』というたびに、本当に大丈夫なような気がしてきて頼もしかった」(久間田)とそれぞれ現場での印象を振り返る。
撮影時間外も歩き方・笑い方含めできるだけハルでいようと心掛けていたという井上と、原作の楓に寄せるために長い髪を20センチ切って撮影に臨んだ久間田。撮影前にはリハーサルを重ね、監督やスタッフとともにゲームをするなどコミュニケーションを図る機会を作り、幼なじみ歴20年の雰囲気を作り上げた。原作第1巻の表紙と同じポーズの2ショット写真からは、役さながらの仲睦まじい空気感が漂い、現場のチームワークの良さが感じられる1枚となっている。
主演の井上と久間田、高橋監督、原作者の中原氏、プロデューサーの峠本悠悟氏のコメント全文は以下の通り。
「絶対にいつか」と夢に描いていた映画の主演のお話を聞いたときは、とても嬉しく、まさに夢心地であると同時に、 ものすごい責任とプレッシャーを感じ、映画初主演という一生に一度の経験、自分の全てを賭けて挑もうと思いました。
原作はクスクス笑いながらあっという間に最終巻まで読んでしまいましたが、自分が演じるハルの目線で読み返すと、ハルという人間をとても愛おしく感じました。撮影が終わった今、ハルはすでに僕の一部になっていると感じています。
楓役の久間田さんとは、撮影前におさななじみの空気感を出せるように、リハーサルを重ねたり、ゲームをしてコミュ ニケーションを図るなど、打ち解けるための時間をスタッフさんに作っていただきました。現場では久間田さんの作品に対するストイックな姿勢を見ていて、とても刺激になりました。
僕がハルを愛したように、ハルを、そして「おとななじみ」という作品を愛していただき、ご覧いただいた皆さまを少しでも笑顔に変えることができたら本望です。
僕の初主演映画を是非お楽しみください!
お話をいただいた時は嬉しすぎて信じられなかったのですが、本読みやリハーサルを重ねたり、監督や共演者の皆様とお会いしているうちに「夢じゃないんだ。」と実感が湧いてきました。
私にはおさななじみがいないのでハルと楓のような関係性は憧れで、原作をドキドキしながら読み、楓のキャラクター に少しでも近づきたいと9年ぐらい伸ばしていた髪をカットして撮影に臨みました。
クランクインの時はまだまだ不安も多く、視野が狭くなってしまうこともあったのですが、共演者の皆さんたちに頼ったり助けてもらい、ハルと楓 2 人のキャラクターに元気をもらいながら撮影を終えることができました。
井上さんと初めてお会いした時は、「ハル本人?」と思うほど原作の面影を感じ、撮影中はハルが(劇中で)「大丈夫」という度に本当に大丈夫なような気がしてきて頼もしかったです。
おさななじみならではのキュンとするシーンはもちろん、ちょっと天然な2人のコメディの部分もスクリーンを通して楽しんでいただけたら嬉しいです。
原作の漫画がとにかく面白くて、吹き出して笑いながら読んだ恋愛漫画は初めてでした。特におさななじみたちならではの掛け合いが傑作で、この可笑しさを映画化できることが楽しみでワクワクしています。
脚本家の吉田恵里香さんがオリジナルな発想を随所に盛り込んでいただいているので、映画版『おとななじみ』としてもとにかく面白い脚本になっています。
20年間ずっと一緒にいるおさななじみ同士の恋がしくじりまくってもどかしいのですが、2人が一歩を踏み出すまでのじれったい時間を一緒に楽しんで、応援してあげてもらいたいです。
映画化していただけると聞いて心躍りました。井上さんも久間田さんもイメージにぴったりで、原作以上にキャラを魅力的に表現してくださるのではと期待しています。素敵な方々との出会いに感謝いたします。
原作を読みながらキャスティングのイメージを膨らませていた時、『裸の少年』に出演されている井上さんを拝見し、直感的に「ハルだ!」と思ってオファーしました。
実際にお会いすると、真面目で努力家な方だと感じましたが、ハルのように明るくピュアな一面もあり、間違いないキャスティングだと確信しました。
現場での井上さんはまさにハルそのもので、めちゃくちゃたくさん笑わせていただきました!
楓については、柔和で可愛らしい雰囲気の方を探している時に、お昼の情報番組でレポートされている久間田さんを見かけてピンと来ました。
モデルの活動もお忙しいところ、なんとご快諾いただけ、しかも本作のために気合を入れて人生初のショートカットにもしていただきました。
実際の久間田さんは原作の楓に負けないくらい愛らしく、あのビジュアルから披露される変顔は必見です!
コロナ禍も相まって恋愛人口の減少が取り沙汰される昨今、気軽に笑って楽しめるラブコメ映画を作りたいと思ったのがこの企画のスタートでした。
原作はこれでもかと言うほど明るい作品なのですが、多くの方が感じるであろう社会人生活の悩みなど真面目な要素も盛り込まれており、登場人物たちが悩みながらも成長していく様を見てどこか自分に重なる部分も感じ、ご覧になる皆様にもきっと共感していただけるのではと思います。
また、以前に別作品でご一緒した安心と信頼の高橋洋人監督と、ずっとご一緒してみたかった脚本家・吉田恵里香さんのタッグが今回実現し、原作の良さを活かしたとても面白い映画になっておりますのでどうぞご期待ください!
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