鬼才ジョン・ウォーターズ、18年ぶりに監督 自身の小説「Liarmouth」を映画化
2022年10月17日 11:00
カルト映画「ピンク・フラミンゴ」「ポリエステル」で知られる鬼才ジョン・ウォーターズが、18年ぶりにメガホンをとることがわかった。
米Deadlineによれば、米ビレッジ・ロードショー・ピクチャーズがウォーターズの初長編小説「Liarmouth: A Feel-Bad Romance(原題)」の映画化権を獲得。ウォーターズが監督、脚本を務める。
今年5月に出版された小説は、笑いと毒々しいセックス、犯罪、崩壊した家族を描く、いかにもウォーターズらしい作品だ。主人公は、カバン泥棒で詐欺師で偽装のプロのマーシャ・スプリンクル。子どもにも犬にも嫌われ、家族からも死んで欲しいと思われている彼女は、頭が良くてセクシーで不満を爆発させながら逃亡を続けている。人は彼女を嘘つき呼ばわりするが、ある常軌を逸した男が彼女の心を開く。
ウォーターズが監督を務めるのは、2004年の「A Dirty Shame(原題)」以来。新作はスティーブ・ラビノーとビレッジ・ロードショーがプロデュースする。