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「ブラックパンサー」ティ・チャラ役チャドウィック・ボーズマンさんの功績と思い

2022年10月15日 09:00

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「ブラックパンサー」でのチャドウィック・ボーズマンさん
「ブラックパンサー」でのチャドウィック・ボーズマンさん
『ブラックパンサー』ディズニープラスで配信中 (C)2022 MARVEL

マーベル・スタジオの大ヒット映画「ブラックパンサー」の続編「ブラックパンサー ワカンダ・フォーエバー」。11月11日からの公開を前に、ヒーロー映画としては初となるアカデミー賞作品賞ノミネートを果たした前作で、ブラックパンサーことティ・チャラを演じた故チャドウィック・ボーズマンさんの役柄とこれまでの歩みを振り返る。

画像2『ブラックパンサー』ディズニープラスで配信中 (C)2022 MARVEL

ボーズマンさんが演じたティ・チャラは、超文明国ワカンダの国王であり、世界を崩壊させるパワーを秘めた鉱石“ヴィブラニウム”を守るため、漆黒のヒーロー、ブラックパンサーとして戦う2面性を持ったキャラクターだ。

前作では、アフリカにある架空の国ワカンダの国王だった父ティ・チャカ(ジョン・カニ)がウィーンでの演説中に爆破テロによって亡くなり、その息子であるティ・チャラが、急遽新たな国王として国を統治することとなった。

ワカンダは、表向きには産業も発達していない小さな国だが、真の姿はヴィブラニウムを駆使し、他国を寄せ付けないほどの技術発展を遂げた超文明国家。当初、「ワカンダの真価を世界に知られたらこの暮らしを失う」と語っていたティ・チャラだったが、後に他国で貧困や差別に苦しむ人々へ手を差し伸べることを決め、新たな開かれた一歩を踏み出すことを決める。

ティ・チャラは国王とヒーローという重責のある2役を背負い、ワカンダの過去の過ちを正して長年真の姿を隠してきた国を開国するという重大な決断を下すことになる。そんな難しい役どころをボーズマンさんが演じきったことで、アフリカをルーツに持つ人々へ希望をもたらし、世界中で社会現象を巻き起こす本作の顔として広く知られることになった。

画像3『ブラックパンサー』ディズニープラスで配信中 (C)2022 MARVEL

多くのファンやキャスト、スタッフに愛されたボーズマンさんは、2020年に病のため他界。今年3年ぶりに行われた「D23 EXPO 2022」では、ウォルト・ディズニー・カンパニーに多大なる貢献をもたらしたスタッフやアーティストを称える「ディズニー・レジェンド・アワード」が贈られた。

ボーズマンさんは、これまでにも世界に多大なる影響を与えてきた実在の人物を何度も演じ、体現してきた。名優ハリソン・ウォードとの共演も果たした「42 世界を変えた男」(13)では黒人初のメジャーリーガー、ジャッキー・ロビンソン役、「ジェームス・ブラウン 最高の魂を持つ男」(14)では、伝説のソウルミュージシャン、ジェームス・ブラウン役を熱演。さらに、アフリカ系アメリカ人として史上初めて合衆国最高裁判所の判事に任命されたサーグッド・マーシャルを演じた「マーシャル 法廷を変えた男」(17)などに出演するなど、アフリカン・アメリカンにとって、同じルーツを持ち、迫害や差別にも負けず戦った偉人としてその活躍が伝えられている人物の生き様や彼らの思いを、文字通り全身全霊で演じ、現代にもそのメッセージを伝える役割を担ってきた。

「ブラックパンサー ワカンダ・フォーエバー」
「ブラックパンサー ワカンダ・フォーエバー」
(C)Marvel Studios 2022

そんなボーズマンさんが「ブラックパンサー」で伝えてきたことは、多様性、そして壁を作るのではなく、共存・共栄を目指すという姿勢だ。続編となる「ブラックパンサー ワカンダ・フォーエバー」では、ティ・チャラを失ったワカンダが描かれ、ティ・チャラの思いを受け継いでワカンダの危機に立ち向かう新たなブラックパンサーが登場する。

ブラックパンサー ワカンダ・フォーエバー」は、11月11日から日米同時公開。

ディズニープラス
ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー
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