キアヌ・リーブス、Huluの新ドラマシリーズから降板
2022年10月15日 13:30

キアヌ・リーブスが、主演に決定していた米Huluの新リミテッドシリーズ「The Devil in the White City(原題)」から降板したことがわかった。米バラエティが独占で報じている。
エリック・ラーソン著が2003年に発表したノンフィクション本「悪魔と博覧会」をドラマ化する同作の舞台は、1893年のシカゴ万国博覧会。会場設計を担った高名な建築家ダニエル・H・バーナムと、現代アメリカにおける初の連続殺人鬼として知られる医師H・H・ホームズという2人の人物に焦点を当てたサスペンスドラマだ。博覧会を成功させるためにバーナムが奔走するかたわら、ホームズがのちに“マーダー・キャッスル(殺人の城)”と呼ばれることになる会場近くのホテルに、女性をおびき寄せては次々と手にかけていくさまが同時進行で描かれる。
自身初のドラマ主演作となるはずだった同作で、リーブスはバーナム役を演じる予定だったが、今回の降板によって製作陣は早速代役探しを始めている模様。なお、降板の理由については現時点で明らかになっていない。
「悪魔と博覧会」をめぐっては、出版直後から映画化の話が持ち上がっており、最初はトム・クルーズが映画化権を獲得したもののすぐに離脱。2007年に米パラマウント・ピクチャーズの手に渡った映画化権を、レオナルド・ディカプリオが10年に獲得し、当初はマーティン・スコセッシが監督、ディカプリオ自身がホームズ役で主演を務める長編映画として開発を進めていたが、その後19年にHuluがドラマシリーズとして企画していることを発表した。
「Devil In The White City(原題)」は8話構成のリミテッドシリーズで、サム・ショウが脚本とショーランナーを、トッド・フィールドが監督を務める。スコセッシ、ディカプリオ、フィールド、ショウらが制作総指揮を手がけ、24年の配信に向けて23年クランクインを目指している。
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