パンデミック下で恋人に会えないけれど… 「ソングバード」切なくも美しい特別映像
2022年10月5日 10:00
“ハリウッドの破壊王”マイケル・ベイがプロデュースを務めた「ソングバード」の特別映像が披露された。新型コロナウイルスがさらなる変異を遂げたロサンゼルスで、愛を育み付き合うことになった男女の深い愛を感じさせるシーンを収めている。
2024年のロサンゼルス。人々は日々検温を義務づけられ、発熱すると自動で通報、感染者は「Qゾーン」と呼ばれる隔離施設に収容されていた。ウイルスに免疫を持つ配達員ニコはパンデミック下で恋に落ち、ドアやスマートフォン越しに愛を育んできた恋人サラといつか触れ合うことを夢見ていた。ところがある日、サラが感染を疑われ「Qゾーン」に収容されそうになってしまう。
特別映像は、ニコとサラがスマートフォン越しに同じ映画を鑑賞し、映画デートごっこをする姿や、壁越しにお互いの気持ちを確かめ合う美しいシーンを切り取っている。
ニコを演じたKJ・アパは「この2人の関係を通して、みんなに将来に対する希望を感じてほしい」と悲しい物語ではないと説明。サラを演じたソフィア・カーソンも「特に今は愛が私たちを救ってくれるということよ」と本作のメインテーマを語っている。
「ソングバード」は10月7日からTOHOシネマズ 日比谷ほか全国公開。