板垣李光人、なにわ男子・高橋恭平とライバル関係 「なのに、千輝くんが甘すぎる。」に参加
2022年9月28日 07:00
板垣李光人が、「なにわ男子」の高橋恭平と女優の畑芽育が共演する青春ラブストーリー「なのに、千輝くんが甘すぎる。」(新城毅彦監督)に出演していることがわかった。
「月刊デザート」(講談社)で連載中の亜南くじら氏による人気コミックを実写映画化。原作は、1巻発売直後に異例のスピードで重版がかかり、既刊7巻で210万部を突破。インパクトのあるタイトルと、連続する胸キュンシチュエーションが、10代を中心に話題となった人気恋愛漫画だ。
人生初の告白に玉砕した高校2年生の如月真綾(畑)。落ち込んでいるところを、陸上部のエースで学校一のイケメン男子・千輝彗(高橋 ※原作表記は「千輝慧」)に見られてしまう。周囲には塩対応な千輝だが、真綾に「好きな人、無理に探すくらいなら、俺に片想いすれば?」と“片想いごっこ”を提案。条件は、絶対に好きにならないことと、周囲にバレないこと。自分にだけ甘すぎる千輝くんとの秘密の関係に、真綾の気持ちは次第に揺れ動いていく。
「約束のネバーランド」ではノーマン役、来年のNHK大河ドラマ「どうする家康」では井伊直政役を演じ、映画やテレビドラマなどに留まらず、ファッションやアートなどの分野でも活躍をみせている板垣。本作では、真綾に密かに想いを寄せるクラスメートであり、千輝彗のライバルでもある手塚颯馬(てづか・そうま)役を演じることになった。
若年層を中心にトレンドセッター的な役割を担う板垣。意外にも“きゅんきゅん映画”に出たかったのだという。撮影中は、主演の高橋と仲良く話す姿も多く見られ、チームワークの良さが映像に表れていることが期待される。
「なのに、千輝くんが甘すぎる。」は、2023年3月3日に全国公開。板垣のコメントは、以下の通り。
お話をいただいた時、ただ甘酸っぱさで終わってしまう作品にはしたくないと思いました。手塚という役は千輝とライバルでありつつ、千輝と真綾の恋の起爆剤になる人物でもあり友情も描かれているので、単純に対立するだけではない少し複雑な存在です。その点は監督とじっくり話し合いながら丁寧に一つ一つのシーンを創り上げていきました。しかし“きゅん”の部分など不安な点も多くあったのですが、恭平くんが持つ人を惹きつける力と包容力のおかげで同世代のキャストととにかく楽しみながら、青春しながら作品を描けたと思います。そんなキャストのチームワークの良さはきっと劇中からも感じていただけると思いますので、ぜひ楽しんでいただけたら嬉しいです。