豊田利晃監督の最新長編映画「次元を超える」始動 “狼蘇山シリーズ”の集大成
2022年9月27日 18:00
豊田利晃の最新長編映画「次元を超える TRANSCENDING DIMENSIONS」の製作が決定し、クラウドファンディング(https://toyodafilms.stores.jp/)がスタートした。目標額は1億円となっており、2022年末までサポートを募っている。
豊田監督は、狼蘇り信仰を軸に 2019年「狼煙が呼ぶ」、20年「破壊の日」、21年「全員切腹」と毎年、混沌の時代に挑む作品を作り続ける“狼蘇山シリーズ”を生み出し、22年には最新映画「生きている。」を発表。20年以降毎年、東京2020オリンピック開会式であった7月24日に上映イベントを開催し、世に問いを投げかける祭りを発信続けている。
そして23年に向けて、その集大成ともいえる「次元を超える TRANSCENDING DIMENSIONS」を世に放つことに。現在、脚本執筆中の同作は、その舞台を宇宙まで広げる、時空を超越するような壮大な物語を予定している。SF要素も加わり、“狼蘇山シリーズ”の集大成であり、新章と言い切れるだろう。豊田監督作品の中でも類をみない内容と技法が惜しみなくそそがれる長編映画の誕生を予感させている。
製作発表とあわせて公開されたイメージビジュアルは、宇宙空間に浮かぶ、赤く染まった地球の画像を使用。物語、スタッフ、キャストなどの詳細は未発表だが、驚くようなメンバーが集結するそうだ。
「次元を超える TRANSCENDING DIMENSIONS」は、23年に公開。豊田監督のコメントは、以下の通り。
【豊田利晃監督】
誰もが叫びたい言葉があるだろう。国葬の日に。日々の日常に。
その小さな叫びを背負って、心を溶かされないで、新しい次元を超える映画の旅を歩みたいと思います。
映画は長編とか短編とか長さで良し悪しが決まるものではありません。
でも、今回は少し長い作品になりそうです。すべてをかけて挑みたいと思っています。
どうかご協力をお願い致します。
祈りを込めて