「サイコパス」10周年プロジェクト始動 集大成となる劇場版「サイコパス PROVIDENCE」も製作
2022年9月26日 13:00

SFサスペンスアニメ「PSYCHO-PASS サイコパス」シリーズの10周年プロジェクトが、10月からスタートすることが決定した。シリーズ最新作として劇場版が製作されるほか、ウェブラジオ番組の復活、オンライン展覧会の開催など、さまざまな展開が予定されている。シリーズの各作品を振り返る、10周年記念プロモーションビデオも公開された。
「PSYCHO-PASS サイコパス」は、人間の心理状態を数値化して管理する「シビュラシステム」が導入された近未来社会を舞台に、警察機構の活躍を描く。2012年にテレビアニメ第1期、14年に第2期「PSYCHO-PASS サイコパス 2」、19年に第3期「PSYCHO-PASS サイコパス 3」が放送された。劇場版作品も多数公開されている。

シリーズ最新作となる劇場版のタイトルは「劇場版 PSYCHO-PASS サイコパス PROVIDENCE」。シリーズおなじみの塩谷直義監督のもと、Production I.Gがアニメーション制作を行う。製作決定発表とともに公開されたティザービジュアルには、公安局刑事課一係の監視官・常守朱を中心に、宜野座伸元ら一係のメンバーと、一係の捜査活動をバックアップする分析官の唐之杜志恩が集結。さらに、狡噛慎也、花城フレデリカら外務省海外調整局行動課のメンバーといったメインキャラクターたちがそろい踏みしており、今作がシリーズ集大成となることを示唆している。

10周年プロジェクトでは、アンバサダーとして狡噛役の関智一を起用。「感謝」をテーマに「PSYCHO-PASS サイコパス」の世界観を楽しめる、さまざまな企画が実施される。プロジェクトのメインビジュアルは、狡噛と常守を中心に、宜野座ら第1期のメインキャラクターが上段に並び、慎導灼と炯・ミハエル・イグナトフを中心に第3期のキャラクターと、第1期のキーパーソンである槙島聖護、第2期のカギを握った鹿矛囲桐斗が下段に描かれたイラストとなっている。
また、12年のテレビシリーズ第1期放送時に配信されたウェブラジオ番組「PSYCHO-PASSラジオ 公安局刑事課24時」は期間限定での復活。パーソナリティは10年前と同じく狡噛役の関智一、宜野座役の野島健児が務め、懐かしいコーナーが復活するほか、10周年プロジェクトの最新情報を公開する。インターネットラジオステーション<音泉>と「Spotify」で、9月から毎月第2金曜日に更新される。

12月2日からは特設サイト(https://exhibition.anique.jp/lp/psycho-pass)で、オンライン展覧会「PSYCHO-PASS サイコパス -ONLINE EXHIBITION-」が開催される。テレビシリーズ第1期から第3期までの名場面を展示するほか、描き下ろしイラストを使用したグッズを販売予定。12月2~16日のプレオープンを経て、12月19日~23年2月28日がグランドオープン期間となる。

東京・アクアシティお台場のノイタミナショップ&カフェシアターでは、「公安局刑事課購買部」が1年間を通じて開催中。描き下ろしイラストを使用したグッズ販売や、コラボメニューを提供するほか、「復活!PSYCHO-PASSラジオ 公安局刑事課24時」の店内限定コーナーを店内放送する。10月からは、テレビシリーズ第1期の復刻上映会も開催予定。
11月2日~23年6月12日には、全国7店舗のロフトを巡回する物販催事「PSYCHO-TOUR in ロフト」が行われる。メインビジュアル商品やキャラクターデザイン・恩田尚之氏描き下ろしの狡噛イラストグッズなどを販売するほか、展示スペースも設置される。

オフィシャルファンクラブ「PSYCHO-BOX」「PSYCHO-PASS for スゴ得」では、10周年特設ページを開設し、限定コンテンツを多数配信予定。また、FC限定描き下ろしイラストグッズを使用したグッズも販売される。さらに「復活!PSYCHO-PASSラジオ 公安局刑事課24時」では、毎回ファンクラブ会員からの投稿を紹介するFC枠が設けられたり、ノイタミナショップ&カフェシアター「公安局刑事課購買部」では、ファンクラブ会員限定の購入特典が配布されたりするなど、10周年記念プロジェクトとの連動が行われる。
関連ニュース






「スター・ウォーズ ビジョンズ」Volume3、10月29日配信!神山健治総監督による初のシリーズ作品制作も決定【スター・ウォーズ セレブレーション ジャパン2025】
2025年4月20日 14:41
映画.com注目特集をチェック

映画「F1(R) エフワン」
【語れば語るほど、より“傑作”になっていく】上がりきったハードルを超えてきた…胸アツをこえて胸炎上
提供:ワーナー・ブラザース映画

たった1秒のシーンが爆発的に話題になった映画
【この夏、絶対に観るやつ】全世界が瞬時に“観るリスト”に入れた…魅力を徹底検証!
提供:ワーナー・ブラザース映画

でっちあげ 殺人教師と呼ばれた男
【あり得ないほど素晴らしい一作】この映画は心を撃ち抜く。刺すような冷たさと、雷のような感動で。
提供:東映

186億円の自腹で製作した狂気の一作
【100年後まで語り継がれるはず】この映画体験、生涯に一度あるかないか…
提供:ハーク、松竹

なんだこの映画は!?
【異常な超高評価】観たくて観たくて仕方なかった“悪魔的超ヒット作”ついに日本上陸!
提供:ワーナー・ブラザース映画

すさまじい映画だった――
【あまりにも早すぎる超最速レビュー】全身で感じる、圧倒的熱量の体験。
提供:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント

“生涯ベスト級”の絶賛、多数!
「愛しくて涙が止まらない」…笑って泣いて前を向く、最高のエール贈る極上作【1人でも多くの人へ】
提供:KDDI

究極・至高の“昭和の角川映画”傑作選!
「野獣死すべし」「探偵物語」「人間の証明」…傑作を一挙大放出!(提供:BS10 スターチャンネル)