「マジック・マイク」シリーズ最終章、配信から劇場公開へ
2022年9月20日 11:00

大ヒット映画「マジック・マイク」シリーズの第3弾「Magic Mike's Last Dance(原題)」が、当初予定されていた米HBO Maxでの配信から一転、劇場公開される運びとなった。
スティーブン・ソダーバーグ監督による2012年の「マジック・マイク」は、人気俳優チャニング・テイタムの無名時代のストリッパー体験をもとにした作品。15年には続編「マジック・マイクXXL」(グレゴリー・ジェイコブズ監督)が公開され、2作合わせた世界累計興行収入が2億8600万ドルに達する大ヒットを記録した。
17年には舞台版「マジック・マイク・ライブ」が米ラスベガスで開演し、その後、英ロンドン、独ベルリン、オーストラリアでも公演が行われるなど大盛況となった。
シリーズ第3弾にして完結編となる「Magic Mike's Last Dance(原題)」は当初、HBO Max向けのオリジナル映画として準備されていたが、米Deadlineによれば、昨年の合併によって誕生した親会社ワーナー・ブラザース・ディスカバリーのデビッド・ザスラブCEOが「映画は映画館で見せるべき」を信条としていることから、急きょ劇場公開に転じることとなったという。
第3弾では第1作を監督したソダーバーグが再びメガホンをとり、シリーズ主演のテイタムと脚本のリード・キャロリンも揃って復帰。第2作を監督したジェイコブズ、キャロリン、ニック・ウェクスラー、ピーター・キーナンがプロデューサーを務める。
「Magic Mike's Last Dance(原題)」は、23年2月10日全米公開予定。
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