松井玲奈「今思い返すと、うるさかったかな」 主演作「よだかの片想い」のセリフめぐり監督と激論
2022年9月17日 18:14

直木賞作家・島本理生の恋愛小説を映画化した「よだかの片想い」の公開記念舞台挨拶が9月17日、シネ・リーブル池袋で行われ、主演の松井玲奈、共演する中島歩、安川有果監督が登壇した。
顔の左側に大きなアザがある女子大生の前田アイコ(松井)は、自身が取材を受けたルポタージュ本を映画化する監督の飛坂逢太(中島)と出会い、飛坂への片思いと、自身のコンプレックスに正面から向き合うことになる。メ~テレと、制作会社ダブがタッグを組み、等身大の女性像を描く映画プロジェクト「(not) HEROINE movies」の第2弾。「性の劇薬」の城定秀夫が脚本を手がけた。
原作に対して、強い思い入れがあったという松井は「待ちに待った公開。途中で企画が止まったり、なくなってしまいそうなこともありましたが、撮影にこぎつけ、こうして劇場公開されるのは、とてもありがたい」と感謝を示し、「その分、わたし自身も期待や思いに応えなければいけないと思っていた」と胸中を告白。公開後はSNSもチェックしているといい「自分で“いいね”を押しています」とアピールした。
撮影中には、セリフについて安川監督と“激論”を交わしたこともあるといい、松井は「毎回言っていたので、今思い返すと、うるさかったかなと。でも結構ゴネましたね」と回想。安川監督は「脚本の段階で、なぜこのタイミングなのか、わたしは理解できず、バレないように、さりげなくカットしたんですが、松井さんはパッと気づいて」。最終的には、松井が“推す”セリフが復活することになり、「原作に対する愛がある松井さんのご意見をいただき、すてきなシーンになった」と振り返った。
逆に、松井が演じたいと希望した別のワンシーンは削除されたそうで、安川監督は「今でも夢に見る。やっても良かったかもしれない」と本音を吐露する場面も。そんな安川監督の発言に、松井は「一番いいアイコに着地できればと、お互いに話し合った結果」と理解を示していた。共演した中島は「本読みの段階から、思っていることをビシバシぶつけ合った思い出がありますね。すごく風通しが良くて、いい環境だと思った」と話していた。
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