菊池風磨、人見知りを“超越”したい　共演・前田敦子が指摘「目も合わないみたいな」

本作は、2015年に東京・下北沢のザ・スズナリで上演された同名舞台をもとに、根本が自ら映画脚本を手掛け、ダメ男を引き寄せる女性たちの恋愛模様を描く。

主人公・真知子を演じた前田は、共演シーンの多かった菊池について「風磨くんは結構人見知りで、久しぶりに会った時に距離感がゼロに戻っているんです。目も合わないみたいな」と指摘。クズ男を演じた菊池は「自分がクズじゃないっていうことを主張したいわけじゃないですが、性格が自分と逆なので、楽しくできました。台本を読んだ率直な感想は、『あ、裸だ』です」と役柄について語る。

その後、タイトルにかけて、それぞれ“超越したいこと”を発表した。菊池は「人見知りを超越したいです」と宣言し、「今回みたいにあまり長く皆さんといられない場合は、人見知りのまま終わってしまう。2カ月、3カ月あればなんとか（自分を）出せるのですが。皆さんが思っている以上に皆さんのこと好きです」と明かすも、前田らからは「知らなかった」と驚かれ、「みんなで一緒に飲みに行ってほしいです。そういう気持ちはあるんです」と誘っていた。

最後に、前田は「どのカップルも愛おしいんです。みんなで笑いながら楽しんでいただけたら嬉しい。カップルでいるってすごく幸せなことなんだって思います。いろいろあるけれど、人間としてのパワーとか元気、いろんなものが出る。恋愛って楽しいねみたいな、そんな風に思ってもらえたら嬉しいです」と観客にメッセージを送った。

「もっと超越した所へ。」は、10月14日からTOHOシネマズ日比谷ほかで全国公開。