「SixTONES」松村北斗、新海誠監督作「すずめの戸締まり」に参加! “閉じ師”の青年・宗像草太役に挑戦
2022年9月6日 11:30

「SixTONES」の松村北斗が、新海誠監督の最新作「すずめの戸締まり」に参加していることがわかった。役どころは、ヒロイン・岩戸鈴芽と旅をする「閉じ師」の青年・宗像草太(むなかた・そうた)。本作が声優初挑戦の場となった。
「君の名は。」「天気の子」を大ヒットに導いた新海監督が、日本各地の廃墟を舞台に、災いの元となる“扉”を閉めていく旅をする少女・すずめの解放と成長を描く冒険物語。ヒロイン・岩戸鈴芽の声は、原菜乃華が担当している。
(C)2022「すずめの戸締まり」製作委員会松村が演じる宗像草太は、“災い”をもたらす扉を閉めることを使命とする「閉じ師」で、日本各地に現れる扉を探す旅をしている青年。九州にて扉のある廃墟に向かう途中ですずめと出会い、突如扉から現れた災いに立ち向かうことになる。新海監督の描く「宗像草太」は、“閉じ師”という浮世離れしている存在でありながらも等身大な青年だ。そのイメージを具現化するために、オーディションを実施。新海監督は、実力派から有名俳優まで数多くの声を直接聴いたうえで、松村に宗像草太役を託すことになった。
松村は「アフレコは初めての経験なので最初は緊張しましたし、声だけで表情と感情を出さないといけない難しさもあり、いくら練習しても出来ない事もいっぱいありましたが、監督やスタッフの方々のおかげで変わっていくことができました」と述懐。「映画でしか、アニメでしか描けない作品で、観た方すべてがこの日常の中で奇跡を味わえると思うので、多くの方にこの体験を味わってもらいたいなと思います」と本作への期待を語っている。
また「僕が演じる宗像草太は、監督の作品では観たことが無いキャラクターだったので、僕としても聞いたことのない声色が出せたらいいなと考えて、監督とも色々お話させていただきました。草太は神と人間の融合体みたいなイメージと監督がおっしゃっていたので、いつもよりは少し低い声を当てています」と説明している。
(C)2022「すずめの戸締まり」製作委員会新海監督は「松村北斗くんの声の美しさは、彼の内面の豊かさが源泉だと思います」と魅力を説く。「表現への追及と、絶え間ない内省と、切実な使命感。北斗くんのそういう精神性が、草太というキャラクターにぴったりと重なりました。彼の声の芝居は鮮烈です。どうか楽しみにしていただけますように」と明かしている。
(C)2022「すずめの戸締まり」製作委員会そして本編の鍵となる大きな秘密も解禁された。草太は、ある出来事をきっかけに“すずめの椅子”に姿を変えられてしまうことに。“すずめの椅子”とは、すずめが幼い頃に使っていた脚が1本欠けた子ども用の椅子。既に公開されている予告映像でも、カタカタと動きすずめを驚かす姿や、すずめと一緒に坂道を駆け上がる姿など、そのコミカルな動作が話題になっていた。その正体は、椅子に変えられた草太だったのだ。
なお、本日9月6日21時よりYouTube特別配信「In Front Of The Door」を東宝公式YouTubeチャンネル(https://youtu.be/D-9ldCRAGVk)でプレミア公開することが決定。同配信には、岩戸鈴芽役の原菜、宗像草太役の松村、新海監督が登場。アフレコの感想、新海監督からみた原、松村の印象など、ここでしか聞けない話だけでなく、初解禁となる宗像草太の紹介映像も披露される。
「すずめの戸締まり」は、11月11日から全国公開。松村のコメント全文は、以下の通り。
新海監督の作品に出演させていただくというのは想像の出来ない事でしたが、出演が決まってプレッシャーと興奮が織り交ざった不思議な気持ちです。新海監督とはオーディションの際に初めてお会いしましたが、作品から感じる人柄そのままの穏やかな方で、オーディションでもアフレコでも声を褒めてくださったことが凄く嬉しかったです。アフレコは初めての経験なので最初は緊張しましたし、声だけで表情と感情を出さないといけない難しさもあり、いくら練習しても出来ない事もいっぱいありましたが、監督やスタッフの方々のおかげで変わっていくことが出来ました。
僕が演じる宗像草太は、監督の作品では観たことが無いキャラクターだったので、僕としても聞いたことのない声色が出せたらいいなと考えて、監督とも色々お話させていただきました。
「草太は神と人間の融合体みたいなイメージ」と監督がおっしゃっていたので、いつもよりは少し低い声を当てています。
草太はあることによって椅子に姿を変えられてしまうのですが、それによってヒロインのすずめとのコミカルな掛け合いも多くて、実際にアフレコしていて楽しかったです。
今作は、身近にある現実や日常がベースで、その中にファンタジーとユーモアが織り交ざっている、監督の今までの細胞のすべてが集まった作品だと思います。
おもしろくないわけがないんです。僕自身、この物語に触れて、今まで解釈していたものの幅が広がり、自分の人生やこの世界が更に興味深いものになりました。映画でしか、アニメでしか描けない作品で、観た方すべてがこの日常の中で奇跡を味わえると思うので、多くの方にこの体験を味わってもらいたいなと思います。
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