独りよがりな愛の献身 鈴木亮平×宮沢氷魚のラブストーリー「エゴイスト」特報披露
2022年8月29日 07:00
故高山真さんの自伝的小説を、「トイレのピエタ」「ハナレイ・ベイ」の松永大司監督が映画化。2020年に死去した高山さんの同名小説は、自分を守る鎧のようにハイブランドの服に身を包み虚勢を張って生きる浩輔と、最初は戸惑いながらも浩輔から差し伸べられた救いの手をとった自分の美しさに無頓着で健気な龍太を軸に描かれている。映画では、主演の鈴木が浩輔役、宮沢が龍太役を演じている。
14歳で母を失い、田舎町でゲイである自分の姿を押し殺しながら思春期を過ごした浩輔。今は東京の出版社でファッション誌の編集者として働き、自由な日々を送っている。そんな彼が出会ったのは、シングルマザーである母を支えながら暮らす、パーソナルトレーナーの龍太。惹かれ合った2人は、時に龍太の母も交えながら満ち足りた時間を重ねていく。亡き母への想いを抱えた浩輔にとって、母に寄り添う龍太をサポートし、愛し合う時間は幸せなものだった。しかし2人でドライブに出かける約束をしていたある日、何故か龍太は姿を現さなかった。
特報は、龍太が浩輔にキスをするシーンからスタート。龍太の髪を乾かす浩輔。龍太のことを「なんかね。ピュア」と好意を寄せる浩輔。龍太の手にハンドクリームを塗ってあげる浩輔――献身的な愛を体現していく浩輔と、誰かを心から愛することを知った幸せそうな龍太の時間が映し出されている。
しかし、ラストシーンでは「僕は愛がなんなのかよくわからないです」という浩輔のセリフが使用されている。「愛がわからない」と伝えた理由とは……タイトル「エゴイスト」のように、浩輔の“独りよがりの愛”がゆえの一言なのだろうか。その意図が気になる仕上がりだ。
「エゴイスト」は、2023年2月に全国公開。
(C)2023 高山真・小学館/「エゴイスト」製作委員会
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