竹内涼真、主演作「アキラとあきら」は「宝物」 横浜流星はユースケにむかついた?
2022年8月26日 20:16

池井戸潤氏の人気小説を実写映画化した「アキラとあきら」が8月26日、全国338館で封切り。主演する俳優の竹内涼真と横浜流星が、東京・TOHOシネマズ日比谷で行われた初日舞台挨拶に出席した。
竹内は連続ドラマ「下町ロケット」「陸王」に続く池井戸作品への出演となり「本当にご縁があると思いますし、池井戸さんが描くすばらしい世界の一員になれるのは、自分にとって誇り。この作品も宝物になった」と感慨もひとしお。横浜は「登場人物のように、情熱を注いでいる人たちにエールを送れれば」とアピールした。
家業の町工場が倒産し、過酷な少年時代を送った山崎瑛(アキラ/竹内)と、老舗海運会社の御曹司でありながら次期社長の椅子を拒絶し、血縁のしがらみに抗い続ける階堂彬(あきら/横浜)。日本有数のメガバンクに同期入行したふたりが、ライバルとしてしのぎを削りながら、共闘し奇跡の大逆転を巻き起こす。

完成披露試写会には共演する高橋海人(King & Prince)、児嶋一哉、ユースケ・サンタマリア、江口洋介、三木孝浩監督(「今夜、世界からこの恋が消えても」「TANG タング」)が出席した。

竹内は江口が出演していたドラマ「ランチの女王」の大ファンだといい、「共演できると知り『マジ?』と。でも、ことごとくはねのけられて、完膚なきまでに叩きのめされる役だったので、冷たくされるシーンばかりで」と回想。それでも「江口さんが『今が一番楽しいんだよね』っておっしゃっていて、すてきだなと印象に残っている」と明かすと、江口は「おれは突き放す役だから、あえて距離感をとって。でも、お互いに家族のことや、いろいろな話ができた」と共演を振り返っていた。

一方、横浜は「ユースケさんのマシンガントークのおかげで、現場は和やかだった」と明かしつつも、「張り詰めた真剣なシーンなので、むかついていた(笑)。役のためにやってくださったことですが」とも。当のユースケは「おれは雰囲気を優先したの。作品のためなら、嫌われてもいいと思って」と真意を説明し、「あれ、むかついていたの?(笑) 流星は『ありがとうございます』という目で見ていたけど」と弁明した。
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