「NCT 127」YUTAがサプライズ登場! 「HiGH&LOW THE WORST X」キャスト陣が圧巻のライブパフォーマンス
2022年8月26日 14:00
「HiGH&LOW THE WORST X」(読み方:「X」=クロス)の世界観を、映画上映とライブパフォーマンスで表現する企画「完成披露試写会&PREMIUM LIVE SHOW」が、8月24日と25日の2日間、神奈川・横浜アリーナで開催された。25日の夜公演には、中本悠太(「NCT 127」YUTA)がサプライズで登場し、川村壱馬と吉野北人(ともに「THE RAMPAGE from EXILE TRIBE」)、三山凌輝(「BE:FIRST」RYOKI)とともに、劇中曲「Wings」を初披露。3回の本公演、ライブビューイング、生配信(※24日のみ実施)の動員数は、約5万人を記録した。
「EXILE TRIBE」が展開する「HiGH&LOW」シリーズ(通称ハイロー)と、不良漫画の金字塔「クローズ」「WORST」(原作:高橋ヒロシ氏 ※高は、はしごだかが正式表記)がクロスオーバーした映画「HiGH&LOW THE WORST」(2019)。「HiGH&LOW」シリーズの舞台・SWORD地区の鬼邪(おや)高校と、「クローズ」「WORST」の舞台・戸亜留市内で恐れられる鳳仙学園の激突を描いた。続編では、花岡楓士雄(川村)が頭をはる鬼邪高の前に、瀬ノ門工業高校の天下井公平(三山)と須嵜亮(中本)が率いる三校連合が立ちはだかる。
イベントでは、全国公開に先駆け「HiGH&LOW THE WORST」が上映され、劇中衣装に身を包んだ川村、吉野(高城司役)、龍(芝マン役)、鈴木昂秀(辻役)、藤原樹(氷室零二役)、陣(風見仁、通称:風神役)、長谷川慎(鮫岡章治役)が登場。吉野が「楓士雄、のろし上げろ!」と声を上げ、川村の「行くぞ! テメェらー!!」の掛け声を合図に、主題歌「THE POWER」でライブがスタート。パワフルでエネルギッシュなパフォーマンスで、会場を一気に「HiGH&LOW」の世界へと引き込んだ。
次に登場したのは、三山率いる「三校連合」。永沼伊久也(砂防天久、通称:サボテン役)の呼び込みで、劇中での三校連合が集結する様子を再現した。三山は「横アリの皆さーん、黙って俺についてくりゃ上からの絶景を見せてやるよ!」と叫び、「MA55IVE」の「RIDE OR DIE」で、会場は大いに盛り上がる。
再び川村、吉野ら鬼邪高全日メンバーが登場するやいなや、早々に「三校連合」の影が忍び寄る。陣は「轟の黄門ちゃまはどこよ」と、本日不在の前田公輝(轟洋介役)を探している様子。藤原は「花岡楓士雄、俺が一番当たりくじ引いたか」と不敵な笑みを浮かべ、劇中さながらの一発触発の雰囲気のなか、「THE RAMPAGE」による「Slam That Down」が披露された。
続いては、“カラスの学校”鈴蘭男子高校チームがステージに。25日の昼公演には、八木勇征(山口孫六役)、木村慧人(伊東カムイ役)、三上ヘンリー大智(岬麻理央、通称:ラオウ役)が登場し、木村が「鈴蘭もこのライブに参戦する!」と高らかに宣言。同日の夜公演には三上、板垣瑞生(宮内幸三、通称:ビンゾー役)、高橋祐理(瀬田完介役)が登壇し、板垣が「横浜アリーナなんて俺一人で十分なんだよ! 今日髪切ったし!!」と煽る。その後、「BALLISTIK BOYZ」が、鈴蘭のテーマ「We never die」を歌唱した。
さらに、鳳仙のメンバーも登場。24日と25日の昼の回では堀夏喜(徳山門司、通称:モンジ役)が「今日はみんなを俺が殺す」とカメラに向かってウインクすると、坂口涼太郎(サバカン役)の坂口がツッコみながらも、自身も続けてウインクし、愛嬌を振りまいた。25日の夜の回には、塩野瑛久(小田島有剣役)、小柳心(仁川英明役)、荒井敦史(志田健三、通称:シダケン役)が参戦。塩野の「まいど~殺し屋鳳仙だす」の名ゼリフに、会場は色めき立った。鳳仙のテーマ「Top Down」も、「俺らの曲できんだろうな!?」と煽られ、「当たり前ぇだろうが!!」と応えた「BALLISTIK BOYZ」がカバーした。その後も「PSYCHIC FEVER」「DEEP SQUAD」、RIKUらが、劇中歌「WARRIORS」「Pouring rain」「Stand by you」を披露し、会場を魅了した。
25日の夜公演には、中本がサプライズ登場。川村、吉野、三山とともに、時折アイコンタクトを交わしながら、「Wings」を力強く歌い上げた。本作のイベントに初めて登壇した中本が、「今回初めて出演させてもらったんですが、素敵な仲間と素敵な皆さんとこのような時間を過ごせて本当に嬉しく思います」と挨拶すると、4人はステージの中央で固く抱き合った。ずっと泣きそうだったという三山が「結構耐えてた。だっているんだよ、中本」と涙声で言うと、「なんで呼び捨てなん(笑)?」と中本と川村がすかさずツッコみ、仲の良さを垣間見せた。
中本は、「みんなが昨日から繋いでくれたバトンを(受けて)ここで決めないとなと緊張したんですけど、本当にいい緊張で。本当に嬉しく思います」とコメント。24日と25日の昼公演は、川村・吉野・三山がステージに立ち、中本は映像と音源のみでの出演だったため、三山は「悠太くんを感じながら『4人で歌ってる』と思いながら歌わせてもらっていた。最後実際に現れるなんて」と感慨深げ。その後の「THE RAMPAGE」による「TOP OF THE TOP」には三山も参加し、ステージを縦横無尽に動きながら華麗なラップも披露。「JUMP」では中本を含むキャスト全員が再登場し、会場全体を最高潮まで盛り上げた。
最後に川村は、「この二日間、豪華なキャストの皆さんとアーティストの皆さんに来ていただいて、何より観客の皆さんと一緒にこの空間を作ることができて幸せに思っています。こんなに素敵な最高の仲間で作らせてもらいました。こんな出会いはなかなかないですし、この作品を応援し続けてくださった皆さんの存在があってこそ、こうして3年越しに新キャストの皆さんと続編を制作することができました。改めていつもありがとうございます」と感謝を述べた。
三山は「走り抜けた3公演、残り17公演となりましたけど……」と、まだまだ足りない様子でぼける。吉野がすかさず「ツアーじゃないのよ」とツッコみ、「でもラップはよかったよ」と付け加えると、川村も三山も「やりたいよね!!」とさらなるコラボに意欲を見せていた。三山は「何よりこの作品があるからこそ実現したことだと思いますし、コロナ禍で動きづらい状況ではあったけれどスタッフ・キャスト一同がここまで走り抜けてこれて、なんとか作品を無事に皆さんにお届けすることができました」と挨拶。中本は「今回のお話をいただいたときに二つ返事でやらせてくださいと言ったんですが、正直右も左も分からないなかで不安もあったんですけど、素敵な仲間と素敵な作品を一緒に作ることができてすごく嬉しく思っています。僕は16歳で韓国に渡って約10年間韓国にいるんですが、久しぶりにこういう作品で仲間と同じ時間を共有できて、僕にとっては青春そのものの作品でした」と振り返った。
「HiGH&LOW THE WORST X」は、9月9日に全国で公開される。キャスト陣のコメントは、以下の通り。
こんばんはー「BE:FIRST」でーす!! さっき昼終わりに「BE:FIRST」の他のメンバーと初めて会って、「(加入しても)いいよ。そのかわり基礎からちゃんとやってね」と言われました(笑)。「BE:FIRST」ファンの皆さんこれからよろしくお願いします! 今回せっかく横アリに来たからランニングマンくらいできるようになりたいと言って、ダンスリーダーの陣くんに教えてもらって練習しました! 今日の昼公演で味をしめた決めゼリフでやります。みなさん、サボテンのことは嫌いでも、「HiGH&LOW THE WORST X」のことは嫌いにならないでください!(※セリフを叫んだあと、独特のランニングマンを披露。教えた陣からは「下手になってます!」と辛口評価を受ける)。横アリのステージに役者をやっていて立つことなんて無いので、さっきの「Wings」とかも泣きそうになってて。ここに来られたのはここにいる皆様全員のおかげです。本当にありがとうございました!
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