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ブラッド・ピット、史上初の“新幹線レカペ”に登場! 「とても快適」とご満悦

2022年8月23日 15:29

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東京駅から特別に貸し切られた新幹線のぞみに乗車!
東京駅から特別に貸し切られた新幹線のぞみに乗車!

来日中のブラッド・ピットが8月23日、京都で開催される主演作「ブレット・トレイン」のジャパンプレミアに出席するため、東京駅から特別に貸し切られた新幹線のぞみに乗車。JR東海全面協力のもと、その車中で史上初となる“新幹線レッドカーペット”を実施した。この試みは、凄腕の殺し屋たちが、東京発・京都着の高速列車で死闘を繰り広げられるというストーリーの設定にちなんだもの。ピットは「まるで撮影したセットに戻った気分。デジャブだね(笑)。でも、実際の新幹線はとても快適」とご満悦だった。

伊坂幸太郎氏の小説「マリアビートル」をハリウッド映画化したクライムアクション。ピット演じる“世界一運の悪い殺し屋”レディバグが、「ブリーフケースを盗んで次の駅で降りる」という簡単な仕事を引き受け、東京発の超高速列車に乗り込むが、車中で身に覚えのない9人の殺し屋たちに列車内で次々と命を狙われる。列車が終着点・京都へ向かって加速するなか、彼らの因縁と仕組まれた罠が明らかになる。

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ピットは「この脚本が手元に届いたのは、コロナ禍が始まった数カ月後のこと。気が滅入っていたけど、読んでみると、とにかく笑える内容で、今こそ必要な映画だと直感した」と出演を決めた理由を説明。「きっと楽しい体験ができるし、日本に対する僕らの愛情も感じてもらえるはず」と日本のファンにアピールしていた。

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車内イベントにはピットをはじめ、共演するアーロン・テイラー=ジョンソン(「キック・アス」シリーズ)、真田広之デビッド・リーチ監督が参加した。初来日のテイラー=ジョンソンは「日本が舞台だから、きっと日本でロケできると思っていたんだ。当然、コロナ禍で実現はしなかったけど、こうして日本に来て温かな歓迎を受ける。主人公は不運だけど、僕らはとてもラッキーだね」と喜びの声。リーチ監督は「何だかシュールだね」と目を白黒させていた。

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真田は列車に乗り込み、主人公に立ちはだかる剣の達人エルダーを演じており、「日本から生まれた小説を、国際的キャストを迎えて世界発信できる喜びを感じている」と誇らしげに語り、「この脚本で、このチームなら面白くならないわけがない。(オファーを受け)『乗車します!』と即答した。実際にすばらしいチームワークで、毎日現場に行くのが楽しみだった」と振り返った。

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ピットは真田との共演について「エルダーは物語の心臓部であり、精神の象徴。キャラクターに重厚さを与え、いるだけで緊張感が漂う俳優が必要だった」と振り返り、「参加してくださったおかげで、作品のランクが上がり、優雅さも添えられた。アクション界で45年活躍しているアイコン。ご一緒できて光栄」と最敬礼。

この発言に真田は「実際は55年、長老なもので(笑)。でも、今の話は撮影前に聞かなくて良かった。プレッシャーを感じてしまう」と恐縮しながら、「温かな笑顔と力強いオーラで現場を包み込み、主演として現場をけん引していた。映画にかける情熱もすばらしい」とピットを称えていた。

ブレット・トレイン」は、9月1日から全国公開。R15+指定。

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