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ジョーダン・ピール監督からの宣戦布告!? 「NOPE ノープ」タイトルに込められた遊び心

2022年8月20日 07:00

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突如、空に現れた“巨大”で、“速すぎる”、何かとは?
突如、空に現れた“巨大”で、“速すぎる”、何かとは?
(C)2021 UNIVERSAL STUDIOS

ゲット・アウト」のジョーダン・ピール監督とダニエル・カルーヤが再びタッグを組む「NOPE ノープ」の本編映像の一部と共に、タイトルの裏話が明らかになった。

田舎町で広大な敷地の牧場を経営し、生計を立てている一家。ある日、一家の長男オーティス・ジュニア(ダニエル・カルーヤ)が、家業をサボって町に繰り出す妹エメラルド(キキ・パーマー)にうんざりしていたところ、突然空から異物が降り注いでくる。その謎の現象が止んだかと思うと、直前まで会話していた父親が息絶えていた。オーティス・ジュニアは、父親の不可解な死の直前に、雲に覆われた巨大な飛行物体のようなものを目撃したことを妹に明かす。兄妹はその飛行物体の存在を収めた動画を撮影すればネットでバズるはずだと、飛行物体の撮影に挑むが、そんな彼らに想像を絶する事態が待ち受けていた。

画像2(C)2021 UNIVERSAL STUDIOS

披露されたのは、オーティス・ジュニアが謎の飛行物体を見たことを告白するシーン。突如、空に現れた“巨大”で、“速すぎる”、何かの存在を妹に伝える、緊迫感あふれる場面となっている。

本作のタイトルである「NOPE ノープ」は、直訳では否定の意味を持つ言葉。ピール監督が本作を書き上げ始めたのが、世界的パンデミックの脅威にさらされた2020年。当時のことを「とんでもない時期だった。あの年に起きて今も続くあらゆる恐ろしい出来事を『NOPE ノープ』はいろんな意味で反映している。僕にとってこの作品は、日常からの逃避みたいなものだし、観客も、皆さんの現実を忘れるきっかけになれば嬉しい」と振り返りながらコメントしている。

予告映像などでは、劇中でオーティス・ジュニアが「NOPE」とつぶやくシーンも確認できる。たった一言でありながらも、一筋縄ではいかないピール監督作ということもあって、映画好きの界隈ではその意味合いについて憶測を呼んでいる。

画像3(C)2021 UNIVERSAL STUDIOS

ピール監督は、タイトルについて「“ノープ(Nope)”という言葉にはいろんな意味合いがあるけれど、例えば僕はいつも、作品を観てくれる人たちの頭の中を覗いてみたくなるんだ。で、思うにきっと、ホラー映画は観たくないとか、あんなに暗くて異常な世界なんて“ムリ(Nope)”と言う人が結構いるのではないかなと思った。タイトルはそういう皆さんへの誘いでもある。『気持ちはわかるよ。確かに怖い映画だ。でもね、そんなあなたを知ったうえで、このジャンルに招待している。席を用意しましたのでどうぞ』という僕の気持ちを表しているんだよ。特に僕ら黒人はシンプルに反応するしね。どうしても『ムリ!やめて!抜ける!俺、消えるから!』と言っちゃうから」と説明。“宣戦布告”にも感じられる、ピール監督らしい遊び心が込められている。

NOPE ノープ」は、8月26日から全国公開。

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