のん×門脇麦×大島優子「天間荘の三姉妹」映像初公開 柴咲コウが「おいきなさい」とのんを導く
2022年8月4日 12:00
本作は、現在ハリウッドを拠点に活躍する北村龍平監督(「あずみ」「ルパン三世」)が、漫画家・高橋ツトム氏(※「高」の正式表記は、はしごだか)の代表作「スカイハイ」のスピンオフ作品を映画化するもの。生と死、家族や近しい人たちとのつながりなど、誰にとっても他人事ではないテーマを、見る人の心に問いかけながら見つめる。のん、門脇、大島が三姉妹を演じるほか、高良健吾、三田佳子、永瀬正敏、寺島しのぶ、柴咲コウ、山谷花純、萩原利久、平山浩行、柳葉敏郎、中村雅俊ら豪華キャストが顔をそろえた。
物語の舞台は、天界と地上の間にある街・三ツ瀬。美しい海を見下ろす山の上に、老舗旅館「天間荘」がある。そこで暮らすのは、若女将の天間のぞみ(大島)、のぞみの妹でイルカのトレーナーであるかなえ(門脇)、ふたりの母で、逃げた父(永瀬)をいまだに恨む大女将の恵子(寺島)。ある日、小川たまえ(のん)が、謎の女性・イズコ(柴咲)に連れられて天間荘にやってくる。たまえは、のぞみとかなえの腹違いの妹で、現世では天涯孤独の身。交通事故にあい、臨死状態に陥ったのだった。イズコはたまえに、「天間荘で魂の疲れを癒して、肉体に戻るか、そのまま天界へ旅立つのか決めたらいいわ」と伝える。しかし、たまえは、天間荘に客として泊まるのではなく、働かせてほしいと申し出る。
予告編は、「どのシーンも全部大好きなんです。とても特別で大切な作品が完成しました」と語る北村監督のアイデアを生かして製作された。たまえは「いつ愛する人を失うかもわからない、そんな世界で生きて何になるんですか?」とイズコを問いただし、恵子は「この世界は誰も留まることはできない」と、きっぱりと言い放つ。「ひとは生きていく。いのちよりも長く。」というコピーとともに、「さあ、おいきなさい」というイズコの言葉が切り取られている。地上に戻るか、天へ旅立つか――たまえの決断が気になる映像に仕上がった。
場面写真には、「天間荘」で働く三姉妹を活写。並んで手を合わせているシーンも写し出されている。「天間荘の三姉妹」は、10月28日に全国公開。
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