ジョージ・R・R・マーティン、コロナ感染 「ゲーム・オブ・スローンズ」スピンオフプレミアを欠席
2022年8月2日 12:00
大ヒットドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」のスピンオフドラマ「ハウス・オブ・ザ・ドラゴン」のワールドプレミアが7月27日(現地時間)、米ロサンゼルスのアカデミー博物館で行われた。
第1話の上映前に、米有料チャンネルHBOのケイシー・ブロイス社長が登壇。「今日は(原作者・制作総指揮)ジョージ・R・R・マーティンの紹介から始め、ジョージが私たちと一緒に旅に出ることがいかに素晴らしいかをお伝えしようと思っていました。ですが、残念ながら、ジョージはコミコンでコロナを発症してしまったため、この場にいません。体調は悪くないということですので、心配の必要はありません」とコメントした。
「ハウス・オブ・ザ・ドラゴン(原題)」はマーティンが執筆した「炎と血」(原題:Fire and Blood)が原作で、「氷と炎の歌」シリーズで描かれる世界の300年前を舞台に、ドラゴンを従えてウェスタロスを支配したターガリエン家を綴くドラマだ。オリビア・クック(「レディ・プレイヤー1」)、エマ・ダーシー(ワンダーラスト:幸せになるためのセラピー」)、パディ・コンシダイン(「ウィッチャーの事件簿」)、マット・スミス(「ザ・クラウン」)らが出演している。
同作のプロモーションのため、マーティンは23日にサンディエゴ・コミコン・インターナショナルで行われたパネルディスカッションに登壇。コロナ禍で、米ニューメキシコ州サンタフェにある自宅を離れたのは今回が初めてだと告白していた。
だが、そのコミコンでの登壇時にコロナに感染してしまったようだ。なお、「ハウス・オブ・ザ・ドラゴン」のワールドプレミアに参加するためには、ワクチン接種証明書に加えて、当日に実施した抗体検査で陰性である必要があった。
「ハウス・オブ・ザ・ドラゴン」は、8月21日(現地時間)から米有料チャンネルのHBOおよび、ワーナー・ブラザース・ディスカバリーの動画配信サービスHBO Maxで提供される。