新津ちせ主演「凪の島」予告編 瀬戸内の小さな島を舞台に、トラウマを抱えた少女の成長を描く
2022年7月12日 07:00

新津ちせが主演を務め、山口県の瀬戸内の小さな島で暮らす少女の心の成長を描いたひと夏の物語「凪の島」の予告編がお披露目。美しい自然豊かな島を舞台に、人と人とのつながりが、あたたかく映し出されている。
本作は、瀬戸内にある島を舞台に、雄大な海、どこか懐かしい学校、風情のある診療所など風光明媚なロケ地で撮影された作品。少年少女の心の成長や、子どもたちの目を通して描かれる心温まる家族の姿を描く。「SEOUL ソウル(2001)」「夜のピクニック」のほか、岩井俊二プロデュース・脚本の連続ドラマ「なぞの転校生」の全12話の演出を担当した長澤雅彦が監督を務め、オリジナル脚本を手がけた。

音楽ユニット「Foorin」メンバーとして活動し、NHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」でも知られる新津が両親の離婚を機に、東京から母の故郷である島にやってきた小学4年生の凪を演じる。母・原田真央役の加藤ローサ、島唯一の診療所の医師である祖母・佳子役の木野花、凪が通う小学校の担任教師・河野瑞樹役の島崎遥香、瑞樹に思いを寄せる漁師・守屋浩平役の結木滉星、小学校の用務員・山村徳男役の嶋田久作、凪の父・島尾純也役の徳井義実(「チュートリアル」)が共演した。

予告編では、雄大な自然に囲まれ、優しさと温もりに溢れた平穏な島の暮らしが、子どもたちの目線で切り取られていく。しかし、映像が進むにつれ、凪が抱える過去のトラウマが明らかに。かつて父がアルコールに溺れ、母に暴力を振るっていた記憶が、彼女をずっと苦しめていた。そんな父が、凪が暮らす島に突然現れ、「もう一度、君たちと一緒に暮らしたい」と言い出す。凪は、どんな未来を選ぶのか――彼女の行く末を見守りたくなる映像に仕上がった。
映像で初めてお披露目された主題歌「透明な」は、姉妹ピアノ連弾ボーカルユニット「Kitri」(読み方:キトリ)による書き下ろし楽曲。澄んだ歌声と音色で、美しい島の情景や人々の心情を表現している。同楽曲は、8月5日にデジタルリリースされることが決定した。
「凪の島」は8月19日から、東京・新宿ピカデリー、山口・MOVIX周南ほか全国で順次公開。
(C)2022「凪の島」製作委員会
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