【世界の映画館】文化の街・下北沢に生まれた新しいミニシアター「シモキタ-エキマエ-シネマ K2」
2022年7月1日 10:00

東京・世田谷区のシモキタ-エキマエ-シネマ K2(71席)は、下北沢の線路跡地に2022年1月20日に生まれた新しいミニシアターです。クラウドファンディング・プラットフォームを運営する「MotionGallery」が、下北線路街の商業施設・シモキタエキウエ直結「(tefu) lounge」(テフ ラウンジ)に、企画プロデュース団体Incline(インクライン)の主体社として立ち上げたもので、日本初のクラウドファンディング・プラットフォームが運営に携わる映画館でもあります。
開館に先駆けて2021年11月より実施したクラウドファンディングでは、目標額の2.5倍となる約750万円の資金を調達し、話題となりました。また、小田急線下北沢駅の南西口から直結しているためアクセスが良く、日替わりで上映スケジュールを組み新作、旧作、洋画、邦画、ジャンルを問わない多種多様な作品を上映しているのも特徴です。

同じフロアにはカフェが併設されており、映画館利用者はコンセッションとして利用することも可能。客層は土地柄を反映して若年層が多くを占めているが、モーニングショーには地元の高齢者も訪れています。

なお、同館は運営のキーワードとして「街の入口に、街の文化の共有地。」を掲げているが、「MotionGallery」代表で、劇場共同代表の大高健志氏は、「演劇・バンド・古着などの様々な文化が根付いている下北沢に誕生した映画館なので、それらの多彩な文化と混じり合いながら映画を発信していければと思います」と展望を語った。なお、今後は映画館自体のファンも増やせるよう、オンラインコミュニティの立ち上げを予定しているとのこと。今後、地元に根づいた文化の発信地として、さらに発展することを期待したい。
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