「スター・ウォーズ」新作は“物語世界を拡張” タイカ・ワイティティ監督が構想語る
2022年6月21日 11:30

映画版「スター・ウォーズ」の最新作でメガホンをとるタイカ・ワイティティ監督(「ジョジョ・ラビット」)が、これまでのストーリーやキャラクターにとらわれず、物語世界を拡張させると構想を明かした。
「スター・ウォーズ」シリーズは、2019年の「スカイウォーカーの夜明け」(J・J・エイブラムス監督)で、スカイウォーカー家を描く「スカイウォーカー・サーガ」全9話が完結している。その後はワイティティ監督をはじめ、パティ・ジェンキンス監督(「ワンダーウーマン」)、ライアン・ジョンソン監督(「スター・ウォーズ 最後のジェダイ」)、マーベル・スタジオのケビン・ファイギ社長らが個別に新「スター・ウォーズ」の企画開発を行っている。
ルーカスフィルムのキャスリーン・ケネディ社長はこのほど、次の「スター・ウォーズ」はワイティティ監督版になることを明かしている。そんななか、マーベル最新作「ソー ラブ・アンド・サンダー」の世界公開を控えるワイティティ監督が、英Total Filmsの独占取材で抱負を語った。
まったく新しいキャラクターの物語を描くと明かすワイティティ監督は、「『スター・ウォーズ』世界において、みんなが『すごい! ミレニアム・ファルコンの設計図だ!』『チューバッカのおばあちゃんだ!』というような映画を作るようでは、私の存在価値がない」と、理由を説明。「新しい物語、新しいキャラクターを生み出して、物語世界を拡張したい。そうでなければ、ストーリー規模がとても小さくなってしまう」
ワイティティ監督が手がける「スター・ウォーズ」の公開日は発表されていないが、ケネディ社長は2023年末を目指すとコメントしている。
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