映画.comでできることを探す
作品を探す
映画館・スケジュールを探す
最新のニュースを見る
ランキングを見る
映画の知識を深める
映画レビューを見る
プレゼントに応募する
最新のアニメ情報をチェック
その他情報をチェック

フォローして最新情報を受け取ろう

検索

エリザベス女王は競馬がお好き! イベントでチャーミングな一面を解説

2022年6月8日 16:00

リンクをコピーしました。
トークイベントの模様
トークイベントの模様
(C)Elizabeth Productions Limited 2021

イギリス君主エリザベス2世の初となる長編ドキュメンタリー「エリザベス 女王陛下の微笑み」のイベントが6月7日、都内で行われ、デーブ・スペクター、英国王室ジャーナリストの多賀幹子氏が登壇。それぞれ本作の魅力と英国王室のトリビアを披露した。

画像2(C)Elizabeth Productions Limited 2021

今年はイギリス女王在位70年のアニバーサリーイヤー。イギリスでは現地時間の6月2日から4日間に渡って、プラチナジュビリー(70周年記念式典)が盛大に開催された。本作の字幕監修も担当している多賀氏は「70年の君主なので堅苦しい人かと思いきや、映画を見るとそのイメージがガラッと変わる。お茶目で優しくてユーモアがある。そのような人柄だからこそ、70年も君主を続けられたのではないかと思います」と、本作を通してエリザベス女王の魅力を再発見したという。

画像3(C)Elizabeth Productions Limited 2021
画像4(C)Elizabeth Productions Limited 2021

頭に王冠、上着はユニオンジャックといういで立ちで登場したスペクターは「ここまでやらせますか? 僕はお笑い芸人じゃないよ!? でも気分はいい」とボケつつ、「とにかく編集のセンスが素晴らしい。ドキュメンタリーに興味がある人にも見てほしい。プラチナジュビリーのイベントの素晴らしさと同じセンスがあって、イギリス的な笑いも多い。僕はそのイギリスらしさを感じながら紅茶を10杯も飲みました」とジョーク交じりに本作の見どころを熱弁した。

英国人にとってのエリザベス女王の存在について聞かれた多賀は「イギリス人にとってエリザベス女王はすべてだと思います。切手を見てもお金を見ても女王の顔が描かれているわけですし、道にも学校にもパブにも女王の名前が使われている。イギリスにとってはまさに切っても切れない存在。どこにいても女王と一緒なわけですからね」と解説。

画像5(C)Elizabeth Productions Limited 2021

エリザベス女王のトリビアの話題になると、多賀氏は「実は競馬がお好き。映画の中にも描かれているけれど、『勝った! 勝った!』とピョンピョン飛び跳ねていて驚きました。賞金の16ポンドを渡されて『嬉しい!』とポッケに入れるけれど、その紙幣には女王の顔が描かれているわけですから」と笑わせた。

またセント・ジェームズ宮殿で実際にエリザベス女王に接見した経験のある多賀は「すごく小柄で、その人柄が滲み出るような素晴らしいほほ笑みを浮かべていました。その場のみんなとスタンダップコメディのショーを見ながら、大きな声で笑っていました」と貴重なエピソードを紹介。これにスペクターは「小柄だからこそ遠くからでも目立つようにと、パステルカラー色のファッションを着るようになりました」とエリザベス女王のプチトリビアを披露。

画像6(C)Elizabeth Productions Limited 2021

また、女王即位70周年記念コンサートのオープニングを務めたクイーンとアダム・ランバートのステージパフォーマンスの写真がスクリーンに映ると、なぜかスペクターとランバートの2ショット写真もちゃっかり投影。会場から笑いが漏れると「アダム・ランバートと、かつて一度だけ会ったことがあるという僕の自慢です」とにやり。

最後に、スペクターは本作について「ぜひとも先入観なしで見てほしい。とにかくぶっ飛んだ作品。ドキュメンタリーでもないし、MVでもない。とても不思議な作品なので気に入ってもらえたらたくさんの人に広めてほしい」とアピールしていた。

あわせて、本編映像の一部が披露された。トークイベントで話題になった通り、競馬好きとして知られるエリザベス女王が競馬場を訪れ、熱心にレースを見学する貴重な映像を収めている。

エリザベス 女王陛下の微笑み」は、6月17日からTOHOシネマズシャンテ、Bunkamuraル・シネマほか全国公開。

デーブ・スペクター の関連作を観る


Amazonで関連商品を見る

関連ニュース

映画.com注目特集をチェック

関連コンテンツをチェック

シネマ映画.comで今すぐ見る

aftersun アフターサン

aftersun アフターサン NEW

父親と2人で過ごした夏休みを、20年後、その時の父親と同じ年齢になった娘の視点からつづり、当時は知らなかった父親の新たな一面を見いだしていく姿を描いたヒューマンドラマ。 11歳の夏休み、思春期のソフィは、離れて暮らす31歳の父親カラムとともにトルコのひなびたリゾート地にやってきた。まぶしい太陽の下、カラムが入手したビデオカメラを互いに向け合い、2人は親密な時間を過ごす。20年後、当時のカラムと同じ年齢になったソフィは、その時に撮影した懐かしい映像を振り返り、大好きだった父との記憶をよみがえらてゆく。 テレビドラマ「ノーマル・ピープル」でブレイクしたポール・メスカルが愛情深くも繊細な父親カラムを演じ、第95回アカデミー主演男優賞にノミネート。ソフィ役はオーディションで選ばれた新人フランキー・コリオ。監督・脚本はこれが長編デビューとなる、スコットランド出身の新星シャーロット・ウェルズ。

HOW TO HAVE SEX

HOW TO HAVE SEX NEW

ギリシャ・クレタ島のリゾート地を舞台に、10代の少女たちの友情や恋愛やセックスが絡み合う夏休みをいきいきと描いた青春ドラマ。 タラ、スカイ、エムの親友3人組は卒業旅行の締めくくりとして、パーティが盛んなクレタ島のリゾート地マリアへやって来る。3人の中で自分だけがバージンのタラはこの地で初体験を果たすべく焦りを募らせるが、スカイとエムはお節介な混乱を招いてばかり。バーやナイトクラブが立ち並ぶ雑踏を、酒に酔ってひとりさまようタラ。やがて彼女はホテルの隣室の青年たちと出会い、思い出に残る夏の日々への期待を抱くが……。 主人公タラ役に、ドラマ「ヴァンパイア・アカデミー」のミア・マッケンナ=ブルース。「SCRAPPER スクラッパー」などの作品で撮影監督として活躍してきたモリー・マニング・ウォーカーが長編初監督・脚本を手がけ、2023年・第76回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門グランプリをはじめ世界各地の映画祭で高く評価された。

愛のぬくもり

愛のぬくもり NEW

「苦役列車」「まなみ100%」の脚本や「れいこいるか」などの監督作で知られるいまおかしんじ監督が、突然体が入れ替わってしまった男女を主人公に、セックスもジェンダーも超えた恋の形をユーモラスにつづった奇想天外なラブストーリー。 39歳の小説家・辺見たかしと24歳の美容師・横澤サトミは、街で衝突して一緒に階段から転げ落ちたことをきっかけに、体が入れ替わってしまう。お互いになりきってそれぞれの生活を送り始める2人だったが、たかしの妻・由莉奈には別の男の影があり、レズビアンのサトミは同棲中の真紀から男の恋人ができたことを理由に別れを告げられる。たかしとサトミはお互いの人生を好転させるため、周囲の人々を巻き込みながら奮闘を続けるが……。 小説家たかしを小出恵介、たかしと体が入れ替わってしまう美容師サトミをグラビアアイドルの風吹ケイ、たかしの妻・由莉奈を新藤まなみ、たかしとサトミを見守るゲイのバー店主を田中幸太朗が演じた。

痴人の愛 リバース

痴人の愛 リバース NEW

奔放な美少女に翻弄される男の姿をつづった谷崎潤一郎の長編小説「痴人の愛」を、現代に舞台を置き換えて主人公ふたりの性別を逆転させるなど大胆なアレンジを加えて映画化。 教師のなおみは、捨て猫のように道端に座り込んでいた青年ゆずるを放っておくことができず、広い家に引っ越して一緒に暮らし始める。ゆずるとの間に体の関係はなく、なおみは彼の成長を見守るだけのはずだった。しかし、ゆずるの自由奔放な行動に振り回されるうちに、その蠱惑的な魅力の虜になっていき……。 2022年の映画「鍵」でも谷崎作品のヒロインを務めた桝田幸希が主人公なおみ、「ロストサマー」「ブルーイマジン」の林裕太がゆずるを演じ、「青春ジャック 止められるか、俺たちを2」の碧木愛莉、「きのう生まれたわけじゃない」の守屋文雄が共演。「家政夫のミタゾノ」などテレビドラマの演出を中心に手がけてきた宝来忠昭が監督・脚本を担当。

卍 リバース

卍 リバース NEW

文豪・谷崎潤一郎が同性愛や不倫に溺れる男女の破滅的な情愛を赤裸々につづった長編小説「卍」を、現代に舞台を置き換えて登場人物の性別を逆にするなど大胆なアレンジを加えて映画化。 画家になる夢を諦めきれず、サラリーマンを辞めて美術学校に通う園田。家庭では弁護士の妻・弥生が生計を支えていた。そんな中、園田は学校で見かけた美しい青年・光を目で追うようになり、デッサンのモデルとして自宅に招く。園田と光は自然に体を重ね、その後も逢瀬を繰り返していく。弥生からの誘いを断って光との情事に溺れる園田だったが、光には香織という婚約者がいることが発覚し……。 「クロガラス0」の中﨑絵梨奈が弥生役を体当たりで演じ、「ヘタな二人の恋の話」の鈴木志遠、「モダンかアナーキー」の門間航が共演。監督・脚本は「家政夫のミタゾノ」「孤独のグルメ」などテレビドラマの演出を中心に手がけてきた宝来忠昭。

蒲団

蒲団 NEW

文豪・田山花袋が明治40年に発表した代表作で、日本の私小説の出発点とも言われる「蒲団」を原案に描いた人間ドラマ。物語の舞台を明治から現代の令和に、主人公を小説家から脚本家に置き換えて映画化した。 仕事への情熱を失い、妻のまどかとの関係も冷え切っていた脚本家の竹中時雄は、彼の作品のファンで脚本家を目指しているという若い女性・横山芳美に弟子入りを懇願され、彼女と師弟関係を結ぶ。一緒に仕事をするうちに芳美に物書きとしてのセンスを認め、同時に彼女に対して恋愛感情を抱くようになる時雄。芳美とともにいることで自身も納得する文章が書けるようになり、公私ともに充実していくが、芳美の恋人が上京してくるという話を聞き、嫉妬心と焦燥感に駆られる。 監督は「テイクオーバーゾーン」の山嵜晋平、脚本は「戦争と一人の女」「花腐し」などで共同脚本を手がけた中野太。主人公の時雄役を斉藤陽一郎が務め、芳子役は「ベイビーわるきゅーれ」の秋谷百音、まどか役は片岡礼子がそれぞれ演じた。

おすすめ情報

映画ニュースアクセスランキング

映画ニュースアクセスランキングをもっと見る

シネマ映画.comで今すぐ見る

他配信中作品を見る