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長谷川博己、大河ドラマで夫婦演じた綾瀬はるかは「頼れる共演者」 水泳のコーチと生徒役で映画初共演

2022年5月25日 16:02

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水泳教室を舞台に希望と再生を描く
水泳教室を舞台に希望と再生を描く

大河ドラマ「八重の桜」で夫婦役を演じた長谷川博己綾瀬はるかが映画初共演を果たす「はい、泳げません」公開直前イベントが5月25日、コナミクリエイティブセンター銀座で行われ、長谷川、綾瀬、そして渡辺謙作監督が来場した。

ノンフィクション作家・高橋秀実氏の著書「はい、泳げません」を、「舟を編む」の脚本を担当した渡辺謙作が実写化した本作は、水泳教室を舞台に“泳げない男”と“泳ぐことしかできない女”の希望と再生を描く物語。

「こういう映画のイベントは4、5年ぶりくらい。長い仕事を終えた後に長いお休みをいただいて、またこういうところに戻ってこられるのがうれしいです」と長谷川が挨拶すると、綾瀬も「ようやく公開ということで、わたし自身楽しみにしています」と呼びかけた。

2013年放送の大河ドラマ「八重の桜」以来、「8年ぶりの共演」となると伝えられた長谷川が「8年ですか。あっという間ですよね」としみじみ語るも、綾瀬が「8年……? 9年じゃないですか? いや10年くらい?」とたたみかけるなど、肩の力の抜けたふたりのやりとりが会場を盛り上げた。

そんな綾瀬について「ますます華々しいですし、頼れる共演者。9年ぶりにお芝居するのは少しあれなのかなと思ったんですけど、全然違和感なくやらせていただいて楽しかったです」と語った長谷川。綾瀬も「大河の後も仲良くさせていただいていたので、自然でした」と返した。

そんな撮影現場の雰囲気について「休憩時間も椅子をふたりで並べていて。僕は(ふたりの話を)よく聞いていなかったですけど、とにかくいい意味でワチャワチャしていて。雰囲気は良かったですね」と明かした渡辺監督。「あまり役作りの話はしてなかったですね」と長谷川が語ると、綾瀬も「そうですね。お昼は何を食べようかとか」と続け、会場を笑顔に包み込んだ。

綾瀬と長谷川は劇中で、水泳のコーチと生徒という関係性となる。「本当に(綾瀬は)先生っぽかったんですけど、今回のこの役については超人的な部分もあって。それは彼女が持っている無邪気さというか、ちょっと天使的な雰囲気にマッチしていましたね」と評した長谷川。渡辺監督も「鬼の時は鬼になれるし、笑顔がまたキュートなんで。これは生徒としてたまらなかったんじゃないですか」と続けると、長谷川はクスクス笑いながら「そうですね。ちょっとたまに叱られたいという気もしますけどね」と返して、会場を笑わせた。

そんな本作について「生きることに対してものすごく前向きになれるというか。生きることへの賛歌というのが本当に素敵な作品になっていると思います」と語った長谷川は、「少しファンタジックなところもあったりして。僕はなんとなくジブリ作品のファンタジーさに近いなと思うところもあったりするので。すごく楽しめました」と紹介。さらに「これはぜひとも大画面で観ていただきたい。プールの中の水の世界がとても幻想的で。美しい映像とかが体感できるのは映画館だろうなと思うので。ぜひ映画館の異世界の中で楽しんでいただけたら」とメッセージを送った。

はい、泳げません」は6月10日より全国公開。

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