満面の笑みで超残虐行為 「哭悲 THE SADNESS」凶暴化した感染者をとらえた衝撃カット
2022年5月19日 17:00
世界のジャンル系映画祭を席巻したエクストリーム・ホラー「哭悲 THE SADNESS」(哭悲=こくひ)の公開日が7月1日に決定し、衝撃的な場面写真が一挙に披露された。
謎の感染症に長い間対処し続けてきた台湾。専門家たちに「アルヴィン」と名付けられたそのウイルスは、風邪のような軽微な症状しか伴わず、不自由な生活に不満を持つ人々の警戒はいつしか解けてしまっていた。ある日、ウイルスが突然変異し、人の脳に作用して凶暴性を助長する疫病が発生。感染者たちは罪悪感に涙を流しながらも衝動を抑えられず、思いつく限りの残虐な行為を行うようになった。殺人と拷問で溢れかえった街――そんな暴力に支配された世界で離ればなれとなり、生きて再会を果たそうとする男女の姿があった。
監督を務めたのは、長編初監督のロブ・ジャバズ。徹底したゴア描写、スリル満点のストーリーテリングが話題を呼び、シッチェス・カタロニア国際映画祭のMidnight X-Treme部門に正式出品、ファンタジア国際映画祭では初監督作品を対象とするNew Flesh Award for Best First Feature部門で最優秀映画賞を受賞。「史上最も狂暴で邪悪」(RUE MORGUE MAGAZINE)、「煮えたぎる怒りに満ちた、暴力の讃美歌(BLODDY DISGUSTIN)、「内臓を抉られる衝撃」(ECHO BOOMER)と絶賛の声が相次ぎ、映画批評サイト「Rotten Tomatoes」では95%(4月1日時点)の高評価を記録した。
場面写真は、凶暴化した感染者たちの姿を活写。斧を片手に持つ血まみれのビジネスマン、電車内でナイフを振り回し返り血を浴びている青年、大量の血がこびりついた服をきた白髪のロングヘアの人物、ひとりの男性に群がり食らいつこうとする全裸の集団、手榴弾を握りしめる男、嬉しそうに拳銃を構える警官……誰もが満面の笑みを浮かべているのだ。劇中では、そんな彼らが想像を遥かに上回る残虐行為を繰り広げていく。
「哭悲 THE SADNESS」は、7月1日から新宿武蔵野館ほか全国公開。R18+指定。
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