山田涼介、「鋼の錬金術師」原作者・荒川弘からプレゼントされた“家宝”をお披露目
2022年5月16日 21:00
荒川弘氏の大ヒット漫画を実写映画化した「鋼の錬金術師」の続編となる完結編2部作の前編「鋼の錬金術師 完結編 復讐者スカー」の完成披露試写会が5月16日、都内で行われ、主演の山田涼介(エドワード・エルリック役)、共演する本田翼(ウィンリィ・ロックベル役)、本郷奏多(エンヴィー役)、渡邊圭祐(リン・ヤオ役/グリード役)、栗山千明(オリヴィエ・ミラ・アームストロング役)が出席した。
錬金術が存在する架空の世界を舞台に、亡き母に会いたい一心で錬金術最大のタブーである人体錬成に挑んで失敗した兄弟エドとアルが、失った体を取り戻すため旅を続ける。連載開始20周年新プロジェクトとして発表され、原作の最終話までを壮大に描き切る完結編2部作。前作に続き、曽利文彦監督がメガホンをとり、国家錬金術師の抹殺を誓う男スカーを新田真剣佑が演じている。
以前から原作の大ファンだったという山田は、「自分がエドを演じていいのかなと不安もあったが、断ったら、他の誰かが演じるわけで、それはそれで悔しかった」とファンならではの葛藤を告白した。荒川氏からプレゼントされた直筆のサイン入り原画を披露する場面もあり、「家宝です」と自慢顔。舞台挨拶では荒川氏からのメッセージも紹介され、演技の幅が広がったと評されると「ありがたいですね。生誕20周年の記念すべき年に(完結編2部作を)公開できてうれしく思っています。たくさんの皆さんに、この作品の魅力が伝われば」と感激しきりだった。
また、完成に向けた最終作業が続く後編「鋼の錬金術師 完結編 最後の錬成」の10分間に及ぶ特別フッテージも上映され、山田は「僕たちもまだ完成品を見ていないので、今日皆さんと少しだけでも共有できてうれしかった」と大興奮。栗山が演じるオリヴィエは後編からの登場で、「軍服があんなに似合う女性はいない」(本田)、「初めて見ましたが、かっけえです」(本郷)、「舌打ちされたり、流し目で見られたい」(渡邊)と絶賛の嵐が巻き起こり、栗山本人も「原作の大ファンなので、特に意識せず(オリヴィエに)影響される部分もあった。まさか自分が演じるなんて、20年前の自分に教えてあげたい」と感激していた。
「鋼の錬金術師 完結編 復讐者スカー」は5月20日、後編「鋼の錬金術師 完結編 最後の錬成」は6月24日に公開される。
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