今にも笑いだしそう？　ホアキン・フェニックスの表情に注目の「カモン カモン」本編映像

ラジオジャーナリストのジョニー（フェニックス）が、9歳の甥っ子ジェシーとの突然始まった共同生活を通して、初めての子育てに戸惑いながらも、絆を見出していく姿を描いたヒューマンドラマ。

本編映像は、ニューヨークのピザ屋でのジョニーとジェシーの会話シーンを収めている。普段は、アメリカ中の子どもたちをインタビューしているジョニーだが、今回は立場逆転でジェシーからの質問を受ける側に。ジェシーから「パパが病気でママに別れろと？そう言ったの？」と尋ねられると、言葉に詰まりながらも真剣な表情で向き合い、「人は自分の行動を完璧に理解しないこともある。でもママやパパを傷つけようとは思わない。君のことも。すべてがうまくいくように望んでいた」と説明。ピザ屋を後にし、ジェシーが手を差し出すと、ジョニーは手を握り返す。

このシーンのロケ地となったピザ屋は、実際に存在するニューヨークの店「Scarr’s Pizza」で、ミルズ監督御用達のお店だそう。ジェシー役を演じたノーマンは、このシーンについて「監督から、ホアキンをちょっと驚かせると言いますか、“質問で困らせて”という指示を受けていたんです。特にピザ屋さんでの場面は、困らせることを考えていっぱい質問をした場面で、ホアキンが必死に笑いをこらえているのが面白かった（笑）。顔が歪んで、今にも笑いだしそうな場面が印象深いです」と舞台裏を明かしており、フェニックスの表情にも注目だ。