NYの奥底で暮らす母娘の、心震える愛の物語。「きっと地上には満天の星」8月5日公開
2022年4月28日 17:00

(C)2020Topside Productions, LLC.All Rights Reserved.
第77回ベネチア国際映画祭の国際批評家週間に出品され、第27回SXSW映画祭で審査員特別賞を受賞した「Topside(原題)」が、「きっと地上には満天の星」の邦題で、8月5日より新宿シネマカリテ、ヒューマントラストシネマ渋谷ほかで全国順次公開される。
実在した地下コミュニティへの潜入記「モグラびと ニューヨーク地下生活者たち」(ジェニファー・トス著)を原案に、NYの地下鉄のさらに下に広がる暗い迷宮のような空間で、ギリギリの生活を送っている母娘を描く。

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NYの廃トンネルで暮らしていたニッキー。ある日、不法住居者を排除しようと、地下鉄の廃トンネルへ市の職員たちがやってくる。隠れてやり過ごすことができないと判断したニッキーは、5歳の娘リトルを連れて地上へと逃げ出すことを決意する。初めて外の世界を体験するリトルは、眩いばかりの喧騒の中で、夜空にまだ見ぬ星を探し続ける。

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監督と脚本を手掛けたのは、いまアメリカで注目を集めているクリエイターのセリーヌ・ヘルド&ローガン・ジョージ。カンヌ国際映画祭で短編映画「Caroline」が注目を浴びたほか、アンソロジー・テレビドラマシリーズ「モダン・ラブ」の1篇を手掛けた。ニッキー役はヘルド監督が自ら演じ、リトル役には新星ザイラ・ファーマーが抜擢された。
ヘルド&ジョージは今作が長編監督デビューとなり、現在はM・ナイト・シャマランをプロデューサーに迎え、長編2作目となるミステリー・ホラー「The Vanishings at Caddo Lake(原題)」を制作中だ。
(映画.com速報)