「HiGH&LOW THE WORST」続編に「NCT 127」YUTAと「BE:FIRST」RYOKIらが参戦　映像初公開＆タイトル決定

2022年4月21日 07:00

「EXILE TRIBE」がさまざまなメディアで展開する「HiGH&LOW」シリーズと、不良漫画の金字塔「クローズ」「WORST」（原作：高橋ヒロシ氏　※高は、はしごだかが正式表記）がクロスオーバーする映画「HiGH&LOW THE WORST」の続編タイトルが、「HiGH&LOW THE WORST X」（読み方：「X」＝クロス）となり、公開日は9月9日であることがわかった。さらに、ダンス＆ボーカルグループ「NCT 127」のYUTA（中本悠太）が本作で映画初出演を果たし、アーティストグループ「BE:FIRST」のRYOKI（三山凌輝）ら新キャストも発表され、特報とティザービジュアルも披露された。

シリーズ累計観客動員556万人、興行収入78億円を突破した「HiGH&LOW」シリーズと、累計発行部数8000万部を超えた「クローズ」「WORST」がコラボレーションした「HiGH&LOW THE WORST」。「HiGH&LOW」シリーズの舞台・SWORD地区の“漆黒の凶悪高校”鬼邪（おや）高校と、「クローズ」「WORST」の舞台・戸亜留市内で、幹部以外はスキンヘッドの“殺しの軍団”と恐れられる鳳仙学園の激突を描き、累計観客動員72万人、最終興行収入12億5000万円のヒットを記録した。

続編では川村壱馬（「THE RAMPAGE from EXILE TRIBE」）演じる鬼邪高の頭をはる花岡楓士雄（はなおかふじお）の前に、エンジ色の学ランを着た、“血の門”瀬ノ門工業高校が立ちはだかる。金をちらつかせ、SWORD地区の鎌坂高校と江罵羅（えばら）商業高校を傘下に加え、三校連合を結成した瀬ノ門が鬼邪高に急襲を仕掛け、戦いの火蓋が切って落とされる。さらに、かつて鬼邪高と戦った鳳仙や、前作でもその存在が噂されていた、戸亜留市内で“カラスの学校”と呼ばれる鈴蘭男子高校も動き出し、シリーズ史上最大の頂上決戦が繰り広げられる。

瀬ノ門最強の男・須嵜亮（すざきりょう）を演じるのは、日本、韓国、アメリカ、カナダなど多国籍のメンバーで構成される「NCT 127」のYUTA。2020年3月に韓国で発売したアルバム「NCT #127 Neo Zone」は全世界で140万枚以上を売り上げ、米ビルボード各種チャートに連続チャートイン。「Instagram」のフォロワー数は800万人（４月19日時点）を超え、フォロワー数は日本人男性のなかで第1位という圧倒的な人気を誇る。

瀬ノ門の頭として君臨し、鬼邪高をつぶすためには手段を選ばない天下井公平（あまがいこうへい）役には、SKY-HI主催で情報番組「スッキリ」でも放送されたボーイズグループ発掘オーディション「THE FIRST」から誕生した「BE:FIRST」のRYOKIを配した。5月18日に発売されるシングル「Bye-Good-Bye」は、「ZIP！」内の朝ドラマ「サヨウナラのその前に」の主題歌となり、YouTubeの動画再生数は1000万回を突破。デビュー曲「Gifted.」に続き、ビルボードおよびオリコンランキングで１位を獲得した。さらに、永沼伊久也が天下井に仕える瀬ノ門の砂防天久（さぼうあまひさ、通称サボテン）、コーラスグループ「DEEP SQUAD」の比嘉涼樹が同じく瀬ノ門の津田沼に扮する。

特報では、楓士雄ら鬼邪高と須嵜、天下井ら瀬ノ門の壮絶な戦いとともに、「拳、魂、運命が激突（クロス）」というテロップが映し出される。おなじみの鳳仙メンバーや、鈴蘭の校章を背負った男なども切り取られ、どのように各校が戦いに関わっていくのか、期待が高まる。ティザービジュアルには、鬼邪高のイメージカラー・青と、瀬ノ門のイメージカラー・赤が対照的に使用され、楓士雄と須嵜の熱い眼差しが印象的。「上も下もない。テッペンになれ。」という胸を熱くさせるコピーが刻まれている。

あわせて、鬼邪高と瀬ノ門のメンバーが揃う、それぞれのチームビジュアルもお披露目。鬼邪高の楓士雄、高城司（吉野北人／「THE RAMPAGE from EXILE TRIBE」）、泰志（佐藤流司）、中越（神尾楓珠）、ジャム男（福山康平）、芝マン（龍／「THE RAMPAGE from EXILE TRIBE」）、辻（鈴木昂秀／「THE RAMPAGE from EXILE TRIBE」）、清史（うえきやサトシ）、中岡（中島健）、基晃（森崎ウィン）、轟洋介（前田公輝）、そして瀬ノ門の須嵜、天下井、サボテン、津田沼らが集結している。

「HiGH&LOW THE WORST X」は、9月9日に全国で公開される。企画プロデュースを担当したEXILE HIRO、川村、YUTA、RYOKIのコメントは以下の通り。

【HIRO】
　「HiGH&LOW THE WORST」の続編となる「HiGH&LOW THE WORST X」の公開が決定しました。多くの方からご好評いただけたことで、「HiGH&LOW THE WORST X」へ繋げることができとても嬉しく思います。今作も、多くのファンの皆さんが楽しめる「HiGH&LOW」の世界観を存分に作品に落とし込んでいますので、ぜひ期待していてください。そして新たなキャストとして、韓国で活躍する「NCT 127」の日本人メンバーYUTAさん、そして「BE:FIRST」のメンバーRYOKIさんに参加していただき、「HiGH&LOW」をさらに盛り上げてくれていますので、ぜひ彼らの作中での活躍にも注目していただきたいです。また、今回も作品にマッチした素晴らしい楽曲が揃っていますので、各チームの楽曲も楽しみにしていてください！

【川村壱馬】（「THE RAMPAGE」）
　ようやく撮れるのかという気持ちでシンプルにとても嬉しかったです！　前作の撮影からは4年ほど経ちましたが、また“花岡楓士雄”という高橋ヒロシ先生が生んでくださったキャラクターを演じられる喜びを噛み締めながら、リスペクトと信念を持って臨ませていただきました！撮影を重ねる度に、前作を超えられるのかという不安が打ち消されていくほど、面白い作品が撮れたと自信を持っていますので是非皆さまご覧ください!!

【YUTA（中本悠太）】（「NCT 127」）
　まず、この作品のお話をいただいた時は純粋に嬉しかったです。当初から知っていた作品でしたし、男なら熱い気持ちをぶつけ合うことへの憧れがあると思いますけど、僕もそうだったので挑戦したいと思いました！　演技もアクションも初挑戦だったので不安もありましたが、いざ、撮影が始まると、共演した俳優さん達や監督が優しくアドバイスをして下さって、とても勉強になりましたし、何よりも楽しんで撮影に挑むことができました。ぜひたくさんの方に見てもらえると嬉しいです。

【RYOKI（三山凌輝）】（「BE:FIRST」）
　今回、本作への出演が決まった時、正直ただ信じられないという状況でした。「HiGH&LOW」シリーズは大好きで拝見させて頂いていたのはもちろんなのですが、特に前作の「HiGH&LOW THE WORST」が大好きで映画館でものすごく興奮していたことを未だ鮮明に覚えています。次の新作はどんな作品なんだろう!?　どんなキャストさんが出演されるんだろう!?とワクワクしていました。そんな風に、いちファンとして思っていた作品に、まさか今回、自分が出演させて頂けることになるなんて、本当に驚きを隠せませんでした。そして天下井公平という今作の鍵ともいえる役を頂け、幸せと共にとてもプレッシャーを感じました。役としてもかなり役作りのイメージが必要な役で、日ごろから常に顔つきを意識したり、色々と取り組みましたが、天下井としっかり向き合って愛する事ができ、監督達と共に話し合い、最後まで駆け抜ける事が出来ました。今までに演じた事のない役柄ですし、とても素晴らしい作品になっています。是非たくさんの方に見て頂きたいです！