小松菜奈×坂口健太郎「余命10年」“決断”が涙を誘う本編映像【映画鑑賞後の視聴推奨】
2022年4月1日 12:00

小松菜奈と坂口健太郎が主演し、藤井道人監督がメガホンをとった「余命10年」の本編映像(https://youtu.be/HxTA24nCXhE)と新たなメイキングカットが、このほどお披露目された。映像は、物語の重要シーンを切りとっているため“映画鑑賞後の視聴推奨”となっている。
3月4日から全国350スクリーンで封切られた「余命10年」。公開から4週目を迎え、累計動員数は160万人を突破。興行収入は20億円を記録している。SNSでは「この作品は映画を楽しむっていうより人の人生に触れる感じ」「毎年桜を見るとこの映画を思い出すんだろうな」という感想が見受けられ、「初見じゃないのに嗚咽するくらい泣いた」と複数回リピートする鑑賞者もいるようだ。
原作は、小坂流加氏による同名小説(文芸社文庫NEO刊)。“涙よりも切ない”恋愛小説として、発売以来SNSを中心に反響が広がり続けているベストセラーだ。小坂氏は難病を抱えており、文庫版発行直前の2017年2月に逝去。映画は、小松と坂口、共演の山田裕貴、奈緒ら俳優陣と、藤井監督をはじめとするスタッフ陣が「原作者・小坂流加さんの生きた証を残したい」という思いのもとに作り上げられた。
20歳で難病となり、もう恋はしないと心に決めた茉莉(小松)。生きることに迷い、自分の居場所を見失った和人(坂口)。同窓会で再会した2人は惹かれ合いながらも、やがて距離をとり、別々の道を進んでいく。本編映像がとらえているのは、和人が募る想いを茉莉にぶつけることで、お互いの気持ちに正直に生きていくことを決断する場面。観客の感情を大きく揺さぶるシーンとなっている。
「つまらない人生かもしれないけど隣には茉莉ちゃんがいる。死にたいって思っていた俺に生きたいって思わせてくれた茉莉ちゃんのために俺は生きる」と茉莉とともに歩む未来を“夢”だと伝える和人。さらに「これからは俺が茉莉ちゃんのことを守るから、だから一緒にいて下さい」とありったけの想いを言葉にする。
“限りある命だから”という理由で、和人への好意を抑え、心を閉ざしていた茉莉。和人の言葉に、これまで堪えてきた想いが涙となって溢れ出す。幸せを噛み締めるように和人に抱きついた茉莉は「同窓会なんて行くんじゃなかった」とつぶやくが、その言葉とは裏腹に、2人は幸せそうに微笑んでいる。鑑賞後に本映像を見れば、スクリーンの前で体感した感動が蘇るはずだ。
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