米Amazon、「007」シリーズの世界を舞台にしたリアリティ番組を制作
2022年3月31日 11:00

米Amazon Prime Videoが、「007」シリーズを題材にした初のリアリティ番組を制作することが明らかになった。米バラエティが独占で報じている。
「007’s Road to a Million(原題)」と題された新番組は、2人1組の参加者が賞金100万ポンド(約1億6000万円)を賭け、ジェームズ・ボンドさながらに世界をまたにかけた冒険を繰り広げる、というコンペティション形式のリアリティ番組。ボンド映画で取り上げられた印象的なロケーションの数々が舞台となるのはもちろんのこと、参加者にはゲームを勝ち進むための関門として、シリーズ作品にちなんだクイズなども用意されているという。
第1シーズンは全8エピソードで、英製作会社72フィルムズと米MGMテレビジョン、「007」シリーズを手がけるイーオン・プロダクションズが共同制作。同シリーズの長年のプロデューサーとして知られるマイケル・G・ウィルソンとバーバラ・ブロッコリ、72フィルムズCEOのデビッド・グローバーが制作総指揮を務める。
関係者によれば、同番組の企画は4年ほど前から持ち上がっていたようだ。かねて協議を進めていたハリウッドの老舗スタジオMGM(メトロ・ゴールドウィン・メイヤー)の買収を完了させたことにより、MGMが有する最大のフランチャイズであった「007」シリーズを手中に収めたAmazonがゴーサインを出したようだ。
「007’s Road to a Million(原題)」は現在参加者を募集中で、今年の後半に撮影開始予定。Amazon Prime Videoにより、世界240カ国で独占配信される。
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