長谷川博己&綾瀬はるかの水泳写真を初公開! プールで対峙する劇中カット6点
2022年3月23日 12:00

泳げない男と泳ぐことしかできない女の希望と再生を描く「はい、泳げません」に主演する長谷川博己と綾瀬はるかが、プールで泳ぐシーンをとらえた劇中カット6点が初公開された。
ノンフィクション作家・高橋秀美氏(高は、はしごだかが正式表記)の同名著書を映画化するもの。第45回日本アカデミー賞で有村架純に最優秀主演女優賞をもたらした「花束みたいな恋をした」のリトルモアが製作する今作は、「舟を編む」で第37回日本アカデミー賞最優秀脚本賞を受賞した渡辺謙作が監督・脚本を兼ねている。

長谷川が演じるのは、水に顔をつけることもできないほどのカナヅチなのに、言い訳ばかりする堅物な哲学者・小鳥遊雄司(たかなし・ゆうじ)。一方の綾瀬は、泳ぎを教えることには情熱的だが、それ以外のことには不器用な変わり者のコーチ・薄原静香(うすはら・しずか)に扮している。


今回お披露目されたのは、ふたりのプールでのシーンをとらえた劇中カット6点。とにかく水が怖い雄司は常に必死の形相で、ビート板を手に水面を見つめて自分の恐怖心と葛藤し、静香に腕を掴まれて水中を引っ張られては困惑することしきりで、ブルース・リーのような険しい表情で頭でっかちな理屈をこねている様子を確認することができる。


陸よりも水中の方が生きやすいという静香は、プールの中でリラックスした微笑みをたたえている。緊張し、これでもかと強張る雄司を温かい眼差しで見つめている。

物語は、大学で哲学を教える雄司は全く泳ぐことができず、水を避けてきたが、ひょんなことから水泳教室に通うことになるところから始まる。強引に入会を勧めてきたコーチ・静香が教える教室で、水への恐怖で大騒ぎしながら、それでも教室に通い続ける。ある理由で水を恐れるようになった雄司の一進一退の日々が始まり、泳ぎを覚えていくなかで元妻の美弥子(麻生久美子)との過去や、シングルマザーの恋人・奈美恵(阿部純子)との未来など、目をそらし続けてきた現実とも向き合うことになる……。映画は、6月からTOHOシネマズ日比谷ほか全国で公開。
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