“新スースク”スピンオフドラマ「ピースメイカー」　過激ヒーローの新任務と過去を映した予告

2022年3月11日 12:00

DCコミックス発のスーパーヴィランチームの活躍を描いた「ザ・スーサイド・スクワッド　“極”悪党、集結」のスピンオフドラマ「ピースメイカー」（全8話）の長尺予告編（https://youtu.be/1sAPOF5plaE）と、公式サイト（https://www.video.unext.jp/title_k/peacemaker）が公開された。

終身刑の受刑者たちが、減刑を条件に成功率0%の無謀な極秘任務に挑むさまを描いたデビッド・エアー監督作「スーサイド・スクワッド」（2016）。さらに、ジェームズ・ガン監督の手で新たに製作された「ザ・スーサイド・スクワッド　“極”悪党、集結」（21）は、クセのあるキャラクター設定とR指定の過激な内容で人気を博した。「ピースメイカー」では、“新スースク”に登場したキャラクター、ピースメイカーにフォーカス。筋骨隆々の射撃の名手で、アメリカへの強すぎる愛国心ゆえに、“治安維持のための殺人”を繰り返す過激な思想を持つ。映画で描かれた極秘ミッションで負傷し、死亡したと思われていたが、奇跡的に一命をとりとめていた。ガン監督が制作総指揮と脚本を担い、ピースメイカー役のジョン・シナが続投し、ピースメイカーの“その後”の物語を紡ぐ。

「スターフィッシュ計画」の任務中に負傷した「タスクフォースX」のひとり、ピースメイカーは一命をとりとめたものの、自分の行いは正しかったのか自問自答を繰り返していた。ある日、部隊の司令塔アマンダ・ウォラーの命令で、蝶型の地球外生命体の侵略を阻止する新任務「バタフライ計画」に駆り出され、チームのメンバーとともにエイリアン駆除にあたる。ピースメイカーはバタフライが脳に寄生し乗っ取られた文化人の暗殺を命じられるが、寄生者とはいえ罪なき人間を殺すことに迷いを抱く。

予告編には、ピースメイカーをはじめ、アマンダの部下であるエミリア（ジェニファー・ホランド）とエコノモス（スティーブ・エイジー）、新人エージェントのアデバヨ（ダニエル・ブルックス）、リーダーのマーン（チュク・イウジ）ら、ともにエイリアン駆除に奮闘するメンバーや、犯罪を取り締まるビジランテ（フレディ・ストローマ）らが登場。「平和のためならどんな犠牲も厭わない」無慈悲な殺人兵器として暗躍してきた彼の過去、幼少期の父との確執など、新たな一面が垣間見える。

日本語吹き替え版ではピースメイカー役の大塚明夫、エミリア役の水樹奈々、エコノモス役の遠藤純一らが映画に続き続投。新たにアデバヨ役の斉藤貴美子、マーン役の上田燿司、ビジランテ役の前野智昭らが参戦することも発表された。

「ピースメイカー」第1話は、4月15日午前0時からU-NEXTで独占配信。その後、毎週1話ずつ配信される。