藤元明緒監督の新作短編「白骨街道 ACT1」公開決定 日本兵の“骨”を発掘するゾミ族の物語
2022年3月4日 17:00

藤元明緒監督(「僕の帰る場所」「海辺の彼女たち」)による新作短編「白骨街道 ACT1」が、ミャンマー支援企画「映画を観て、ミャンマーを知る Vol.2」の上映作品として劇場初公開されることが決定。あわせて、ポスタービジュアルも披露された。
「海辺の彼女たち」で新藤兼人賞金賞、TAMA映画賞最優秀新進監督賞など多数の映画賞を受賞した藤元監督。新作短編「白骨街道 ACT1」の舞台は、インドとミャンマーの国境地帯。山奥深くに暮らすゾミ族たちが、日本兵の骨を“発掘”する様子をとらえている。
かつてビルマと呼ばれていた、ミャンマー。映画の舞台となる北西部のチン州もまた、第2次世界大戦のビルマ戦線の舞台の一つだ。1944年3月、日本軍は同地で“史上最も無謀な作戦”とされる「インパール作戦」を決行。約9万人の兵士を投入した。その結果、多くの日本兵が飢えやマラリアなどで命を落とし、死体が積み重なっていく。その退却路は「白骨街道」と呼ばれた。現地には今も、かつての日本兵の遺骨と遺留品が数多く残されている。


2013年、独立後に長く続いた内戦が停戦に至ったことによりチン州における外国人の立入制限が解除。それに伴い、日本側と連携した戦没者の遺骨収集事業が始まった。以来、現地に住む少数民族ゾミ族の人々が中心となり、遺骨および遺品の発掘作業をおこなっている。
2019年1月、藤元監督を始めとする制作チーム5名が、今では軍のクーデターの影響により撮影することが困難なチン州に滞在し、第2次大戦の体験者を取材。彼らの視点から語られる戦争体験を知ることになった。ゾミ族の一団に同行するなかで、彼らに出演を打診し、取材で得た“記憶”や“声”を込めたフィクションとして「白骨街道 ACT1」を作り上げた。なお、今後は長編化を視野に入れたシリーズを構想しており、本作はその第1弾となる。

「映画を観て、ミャンマーを知る Vol.2」は、4月16~22日に、ポレポレ東中野ほか全国18館の劇場で開催。「白骨街道 ACT1」は、藤元監督のデビュー作「僕の帰る場所」と同時上映される形で公開。上映による配給収益の一部と、設置した募金箱への協力金は、ミャンマー市民を支援する活動に寄付される。
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