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瀬戸内寂聴さんに17年密着 “恋と革命”の人生ドキュメント「瀬戸内寂聴 99年生きて思うこと」5月27日公開

2022年2月24日 08:00

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瀬戸内寂聴さんに17年密着した監督によるドキュメント
瀬戸内寂聴さんに17年密着した監督によるドキュメント
(C)2022「瀬戸内寂聴 99年生きて思うこと」製作委員会

2021年に亡くなった瀬戸内寂聴さんの生誕100年記念のドキュメンタリー映画「瀬戸内寂聴 99年生きて思うこと」が、5月27日から公開される。

監督は、2015年にNHKスペシャル「いのち 瀬戸内寂聴 密着500日」(ATP賞ドキュメンタリー部門最優秀賞受賞)のディレクターであり、17年間という歳月を撮影し続けた中村裕。22年5月15日で満100歳を迎えるはずであった寂聴さんに長年寄り添い続け、日々の老いから、過去の不倫関係まで日常的に互いに全てを報告し、寂聴さんは母親、先達、友人、あるいは恋人のような、形容しがたい関係性を作り上げた。

映画では、大正・昭和・平成・令和と4つの時代を生きた寂聴さんの「恋愛」「創作」「家族」そして「波乱万丈の人生」が語られ、“誰も知らない瀬戸内寂聴”の本音、金言の数々、“恋と革命”を謳ったそのドラマティックな人生がスクリーンに映し出される。

死の直前まで月刊誌、新聞の連載をこなす“現役”作家であり、月1の法話には全国から人が押し寄せる「最長寿の国民的アイドル」であった瀬戸内寂聴。駆け落ち、不倫、三角関係など、自らの体験を私小説の形で次々に発表し、世間のバッシングに晒されるも、女流作家として不動の地位を確立。51歳のとき出家し、以来、僧侶、作家の2つの顔を持つ。いつまでも恋心を持って生き、女性であるということを忘れず人生を楽しむ―。その“生き様”は、不寛容な空気が充満しつつある現代社会で、人間の生命力とはを強く感じさせ、<いかに生き、老いていけばいいのか>というヒント、高齢化社会を生きる現代人に向けての大きなメッセージとなるに違いない。

中村裕監督コメント
「裕さんは私をもっと撮ってお金にする気はないの?臨終が撮りたいなら撮れるように言っておくよ。私はもう死んでしまうんだから平気よ。」
「それって商品価値はあるんでしょうが、僕は先生が元気なうちに形にしたいし、なんか嫌なんですよね」
「そんなこと言ってられないよ。非常にそんなのはセンチメンタルな考えですよ!」
そう叱咤されたのが、2021年の6月、結果的に最後のインタビューのときだった。
僕は先生の言葉に背中を押されるように、初めての映画制作に挑戦することを決めたのだ。

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