21世紀生まれは300円! 世界の名作を上映「土橋名画座」で戦争映画の傑作「アルジェの戦い」「ゼロ地帯」2月11日から
2022年2月4日 17:00
東京・新橋のTCC試写室を会場として名作をスクリーンで楽しむ企画「土橋名画座」の第3弾として、アルジェリアの独立戦争を描く「アルジェの戦い」、壮絶なナチス収容所生活を生き抜くユダヤ少女の物語「ゼロ地帯」の2本が、2月11日から20日まで限定上映される。「ゼロ地帯」はデジタルリマスター版では本邦初上映となる。
「アルジェの戦い」はベネチア国際映画祭で最高賞にあたる金獅子賞を受賞しながらも、現地入りしていたフランス代表団が“反仏映画”として反発。フランソワ・トリュフォー監督を除いて全員が会場を退出したという壮絶な逸話が残る問題作だ。また「ゼロ地帯」もアカデミー賞外国語映画賞候補となりながらも、あるシーンでの移動撮影を巡りジャック・リベット監督に“卑劣だ”と糾弾されて物議を醸すなど、両作とも賛否両論を巻き起こした。いずれも監督はユダヤ人家庭に生まれ、第2次世界大戦中レジスタンス運動のリーダーとして活躍したジッロ・ポンテコルボ。
なお、この20世紀の歴史的事実に迫る2作品を若者に見てほしいという思いから、前回に引き続き21世紀生まれの方(2001年1月1日以降に誕生された方、証明できるものを持参)は、300円で鑑賞できる破格の特別料金を設定した。一般1500円、シニア1100円(税込/各回入替制)。詳細は公式HP(https://www.facebook.com/%E5%9C%9F%E6%A9%8B%E5%90%8D%E7%94%BB%E5%BA%A7-110947681442293)で告知している。
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