サリンジャーのファンレター担当者の実話描く「マイ・ニューヨーク・ダイアリー」本ビジュアル&場面カット一挙公開
2022年2月3日 12:00

マーガレット・クアリーとシガニー・ウィーバーが共演し、作家J・D・サリンジャーのファンレター担当者の実話を描いた「マイ・ニューヨーク・ダイアリー」の本ビジュアルと場面カット11点が一挙公開された
原作は、出版エージェンシーで働いた日々を綴ったジョアンナ・ラコフ氏の自叙伝「サリンジャーと過ごした日々」(柏書房刊)。「ライ麦畑でつかまえて」などで知られる作家サリンジャーを担当する編集者と、新人編集アシスタントの驚きの実話を描いた。
舞台は、1990年代の米ニューヨーク。作家を夢見るジョアンナは、老舗出版エージェンシーで編集者マーガレットのアシスタントとして働き始める。彼女の仕事は、世界中から届くサリンジャー宛のファンレターを処理すること。小説の主人公に自分を重ねる10代の若者、戦争体験をサリンジャーに打ち明ける退役軍人、作家志望の娘を亡くした母親。心揺さぶられる手紙を読むにつれ、ジョアンナは飾り気のない定型文を送り返すことに気が進まなくなり、ふとした思いつきで個人的に手紙を返し始める。やがて彼女は、友人や恋人との関係、夢にかける情熱、そして自分の将来について見つめ直すことになる。

主人公ジョアンナを、「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」のプッシーキャット役で注目を集め、Netflixのリミテッドシリーズ「メイドの手帖」での演技が評価を得ているクアリー、ジョアンナの上司マーガレット役を名優シガニー・ウィーバーが演じた。「ぼくたちのムッシュ・ラザール」「グッド・ライ いちばん優しい嘘」を手掛けた人間ドラマの名手フィリップ・ファラルドー監督がメガホンをとった。
このほど公開された本ビジュアルは、通勤中に大好きな本を読みふけるジョアンナと、かすかに笑みを浮かべるマーガレットの姿を収めたもの。昼はマンハッタンの豪華なオフィスに通い、夜はブルックリンの流し台のないアパートで同じく作家志望ジョアンナの思いを表す、「この街で、わたしは『特別』な、何かになりたかった――」というコピーが添えられている。
「マイ・ニューヨーク・ダイアリー」は、5月6日より新宿ピカデリー、Bunkamura ル・シネマ、ヒューマントラストシネマ有楽町ほかで全国公開。
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