工藤阿須加、伊達公子は「神様」 “家族のルール”を明かす「礼儀、挨拶、態度」
2022年2月3日 19:31
俳優の工藤阿須加、テニスプレーヤーの伊達公子が2月3日、都内で行われた映画「ドリームプラン」のトークイベントに出席。プロテニスプレーヤーを目指した経験がある工藤は、伊達の隣に並び「神様です。初めてお会いした時は手が震えました」と尊敬の念をにじませた。
イベントでは家族の独自ルールについての話題になり、元プロ野球選手の工藤公康氏を父に持つ工藤は「小さい頃から言われてきたのは、礼儀、挨拶、態度です。誰に対してもしっかり挨拶をして、感謝の気持ちでいろとかそういうのが一番厳しかったです」と振り返る。
伊達から「(テニスの試合の)勝ち負けには厳しかった?」と親の反応を聞かれると、「勝ち負けというよりは、試合の内容(に厳しかった)。どういうプロセスを踏んできたのか、覚悟を持っているかに厳しくて。試合中にサーブが太陽で見えなくてイライラして負けたりすると、『お前テニスやめろ』って言われていました。本当に怖かったですよ」と明かしてから、「普段は優しいんですよ」と付け足していた。
ウィル・スミスが主演を務める本作は、世界最強のテニスプレーヤーと称される姉妹、ビーナス&セリーナ・ウィリアムズの破天荒な実父リチャードの実話を映画化した。ウィリアムズ姉妹との試合経験があり、本作の字幕監修も務めている伊達は「リチャードさんを会場でお見掛けすることもありましたが、ウィル・スミスさんを見ているとリチャードさんを見ているようにそっくり」と驚き、「サクセスストーリーだけでは語れない家族愛、家族の絆、夢を持つことの大切さを感じる映画でした」と話していた。
「ドリームプラン」は2月23日から全国公開。