ケビン・コスナー、19年ぶりに監督業に復帰 アメリカ西部開拓の歴史描く西部劇
2022年2月2日 15:00
ケビン・コスナーが、新作映画「Horizon(原題)」で「ワイルド・レンジ 最後の銃撃」(2003)以来19年ぶりに監督業に復帰することが明らかになった。米Deadlineが独占で報じている。
コスナーが長年にわたり構想をあたためてきたという同作は、南北戦争をまたいだ15年間を時代背景に、アメリカ西部開拓の歴史を様々な異なる視点から描く内容。コスナーの初監督作にして、米アカデミー賞作品賞ほか7部門を制する快挙を成し遂げた傑作「ダンス・ウィズ・ウルブズ」(1990)を彷彿とさせる壮大な叙事詩になる模様だ。
「西部開拓史は、時に容赦ない大自然との闘いや先住民との交流、固い決意をもって危険で困難な道のりを進む開拓者たち、といったドラマチックな題材と要素にあふれています」と語るコスナーは、「この映画では、開拓者たちの旅路をそれぞれのキャラクターの視点から、史実に基づいて誠実に描きたい」と意欲を述べている。
コスナーが監督と主演に加え、自身の製作会社テリトリー・ピクチャーズを通じてプロデュースにあたる同作は、8月末に米ユタでクランクインを予定している。